ああ、わかってくれとは言わないが、そんなにインデックス投資が悪いのか (その1)

水瀬ケンイチ

本日(2008年1月18日)の日経新聞朝刊19面の「大機小機」に、インデックス投資に関する、気になる記事がありました。

記事の要旨を自分なりにまとめると以下のとおり。

・日本の株価下落が止まらない。企業価値は十分買える水準にあるのに、誰も買おうとしない。
・理由は、国内投資家が受け身で、海外頼みで、投資判断能力を失っているからだ。
・株主総会での議決権行使で、「インデックス運用を意識した投資だから議決権行使は必要不可欠」と年金を代表とする国内投資家が語るのは論理矛盾である。
・議決権行使を言う前に、価値のない企業を売るのが本筋である。インデックス運用と称して中途半端に株式を買うから、株価が適度に支えられ、経営者がいつまでも反省しない。
・インデックス投資とは、「誰かが適切に企業価値を評価してくれる」という、他人任せの投資スタイルでしかない。
・本当のプロが不在、サラリーマンしかいない株式市場、これが日本の実情である。だから、海外投資家の行動に一喜一憂、追随し、株価を上にも下にもオーバーシュートさせる。
・投資家は、企業価値評価に立ち戻るべきだ。その基本が身に付くまで、インデックスと株主総会を忘れよう。そうすれば、真の意味でのグローバル起業を選抜でき、飛躍させられる。投資家自身の能力も、国際標準に手が届く。

まるで、インデックス投資家が、日本の株価下落の元凶のような言い草であります。
先日の読者アンケートによると、このブログの読者の7割はインデックス投資家ですので、このような記事を見ると、テンプルにカチンと来るかたもいらっしゃるのではないのでしょうか。
しかしながら、こういう非難を受けた時にこそ、我々インデックス投資家は賢く対応すべきです。
僕ならこう言ってさしあげます。

「そのとおりで~す。ごめんなさいね~(^^ゞ」

(次回に続く)
関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ