ポートフォリオ相談はゴメンナサイです…そのかわり

水瀬ケンイチ

ブログのメールフォームから、多くのご意見・ご感想のメッセージをいただいております。
ブログ運営の励みになっています。ありがとうございます。

でも、いつもちょっと困ってしまうのが、
「初心者です。おすすめのポートフォリオを教えてください」
というご相談です。

そもそも、僕はいち個人投資家に過ぎませんので、人さまに投資アドバイスをできるような立場の人間ではありません。
特に、「アセットアロケーションが投資成果の9割以上を決める」という研究成果もあるとおり、アセットアロケーションは、投資成果に与える影響が他人に任せるにはあまりにも大きすぎるため、軽々とアドバイスなんてとてもできません。

アセットアロケーションが投資成果に与える影響については、いろいろ議論があるようですが、ファンドの海さんが詳細にシリーズ解説記事を書かれています。ご興味があるかたはぜひご覧いただきたいと思います。
(参考ブログ記事)※ファンドの海さんのブログ記事シリーズの1本目です。
“アセットアロケーションが重要”という説の起源を探す

というわけで、ポートフォリオ相談にはお答えいたしかねますので、お願いいたします。
ゴメンナサイ。。

でもそれだけでは、あんまりなので、僕の本棚の中から、ポートフォリオ決定に役立つと思われる書籍と該当ページをいくつかご紹介させていただきます。



内藤忍氏の「標準的なポートフォリオ」が提唱されています。
P.64から、アセットアロケーションの決定順序について書かれています。
また著者自身のアセットアロケーションが公開されており、P.160~には、運用資金50万円、100万円、500万円、1000万円の場合それぞれのポートフォリオ例が提示されています。


山崎元氏のアセットアロケーション決定の簡便法が、P.80から書かれています。
なお、その中にインデックス商品(TOPIXのETF)を一部否定するような記述がありますが、現在は方向転換されたようで、山崎氏もETFでの投資をすすめられています。
(参考記事)
山崎元 ホンネの投資教室 第七十回 ETFを使った個人資産運用~簡便法~


この本では、P.176からポートフォリオ決定の方法について紹介されています。
また、P.185では世界数ヶ国の年金基金のアセットアロケーションが提示されており、参考になると思います。ちなみに、日本は他国に比べてかなりコンサバティブなアロケーションになっています。

他にも、「ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理」や「株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」など、ポートフォリオ決定の参考になると思われる名著はあるのですが、米国の翻訳本なので、日米の投資環境の違いを考慮する必要が若干あり、和書の中から選んでみました。

いずれにしても、「ポートフォリオに唯一絶対の正解はない」と言われていますので、個人個人の環境や性格に合わせて、最適なポートフォリオを見つけてみてください。
何かのご参考になれば幸いです。
関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ