日経マネー4月号特集「サラリーマン資産倍増計画」
水瀬ケンイチ
日経マネー4月号、特集「サラリーマン資産倍増計画」が、なかなかいい感じです。
「資産倍増計画」と聞くと大げさなタイトルに感じるかもしれませんが、10年で2倍なら、期待リターンは年7.2%なので、まあそう無茶苦茶な目標でもないと思います。
PART1「誰でも10年で資産倍増計画」は、澤上篤人氏と勝間和代氏の対談で始まります。
「底値はどこかプロにも分からない」「この低金利は続くはずがない」「何の疑問も持たずに銀行におカネを捨てているのでは、生活者にとっていい仕組みにならない」など、なかなか手堅い内容になっています。
次に、「誰でも資産倍増マニュアル!」として、インデックスファンド・ETFを使った分散投資がすすめられています。
その中で、「下げ相場でも動じない!インデックス君10人の運用術」として、インデックス投資家10人がアセットアロケーションとともに紹介されています。
そこに、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーが掲載されています。
相互リンクブログのNightWalkerさん、rennyさん、fundstoryさん、じゅん@さん、うんぼぼさん、とよぴ~さんも掲載されています。
10人のアンケートで判明したインデックス君の特徴は、
①目標利回りは6%前後
②運用商品はほぼ共通
③さわかみファンドが好き
④新興国投資も意外に好き
⑤積み立ては大好き!
とのこと。個人的には、③④以外は当てはまっています。
それにしても、同じインデックス投資家でも、アセットアロケーションは人それぞれバラバラで、非常に勉強になります。
日本株式クラスに3割以上割り振っているかたが多かったのが印象的でした。
僕の外国株式クラス比率の高さが浮いていますね(笑)
PART2「ワクワク運用!2~5年で資産倍増計画」は、新興国・資源国投資を、榊原英資氏が解説しています。
また、門倉貴史氏がMEDUSA(メデューサ)という地域への投資を紹介しています。
BRICsやVISTAやMENAではなく、MEDUSAというのはあまり聞いた事がなかったのですが、マレーシア・エジプト・ドバイ・サウジアラビアのことで、おすすめ投信・ETFが掲載されています。
そして、「今こそ買い時!日本株」として、山崎元氏が今こそ日本株の仕込み時だと主張しています。
日経平均が最安値をつけた2003年4月よりも割安になっているおすすめ銘柄一覧が紹介されています。
他にも、ジム・ロジャーズ氏の「小額で始めるコモディティ入門」なんてのもあります。
個人的には、2~5年で2倍というのは、10年で2倍の時と比べて、期待リターンに伴うリスクが大きすぎ、とても落ち着けないのでちょっと…です。エマージング市場や日本株個別株は、味付け程度に楽しむのが自分の性に合っています。
全体的に、この日経マネーの特集は、豪華執筆陣によるエッセンスを集めた、お買い得な内容になっていると感じました。
ご興味がありましたら、書店やコンビニで手にとってみてください。
もしくはこちらから購入できます。
→日経マネー 2008年 04月号
「資産倍増計画」と聞くと大げさなタイトルに感じるかもしれませんが、10年で2倍なら、期待リターンは年7.2%なので、まあそう無茶苦茶な目標でもないと思います。
PART1「誰でも10年で資産倍増計画」は、澤上篤人氏と勝間和代氏の対談で始まります。
「底値はどこかプロにも分からない」「この低金利は続くはずがない」「何の疑問も持たずに銀行におカネを捨てているのでは、生活者にとっていい仕組みにならない」など、なかなか手堅い内容になっています。
次に、「誰でも資産倍増マニュアル!」として、インデックスファンド・ETFを使った分散投資がすすめられています。
その中で、「下げ相場でも動じない!インデックス君10人の運用術」として、インデックス投資家10人がアセットアロケーションとともに紹介されています。
そこに、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーが掲載されています。
相互リンクブログのNightWalkerさん、rennyさん、fundstoryさん、じゅん@さん、うんぼぼさん、とよぴ~さんも掲載されています。
10人のアンケートで判明したインデックス君の特徴は、
①目標利回りは6%前後
②運用商品はほぼ共通
③さわかみファンドが好き
④新興国投資も意外に好き
⑤積み立ては大好き!
とのこと。個人的には、③④以外は当てはまっています。
それにしても、同じインデックス投資家でも、アセットアロケーションは人それぞれバラバラで、非常に勉強になります。
日本株式クラスに3割以上割り振っているかたが多かったのが印象的でした。
僕の外国株式クラス比率の高さが浮いていますね(笑)
PART2「ワクワク運用!2~5年で資産倍増計画」は、新興国・資源国投資を、榊原英資氏が解説しています。
また、門倉貴史氏がMEDUSA(メデューサ)という地域への投資を紹介しています。
BRICsやVISTAやMENAではなく、MEDUSAというのはあまり聞いた事がなかったのですが、マレーシア・エジプト・ドバイ・サウジアラビアのことで、おすすめ投信・ETFが掲載されています。
そして、「今こそ買い時!日本株」として、山崎元氏が今こそ日本株の仕込み時だと主張しています。
日経平均が最安値をつけた2003年4月よりも割安になっているおすすめ銘柄一覧が紹介されています。
他にも、ジム・ロジャーズ氏の「小額で始めるコモディティ入門」なんてのもあります。
個人的には、2~5年で2倍というのは、10年で2倍の時と比べて、期待リターンに伴うリスクが大きすぎ、とても落ち着けないのでちょっと…です。エマージング市場や日本株個別株は、味付け程度に楽しむのが自分の性に合っています。
全体的に、この日経マネーの特集は、豪華執筆陣によるエッセンスを集めた、お買い得な内容になっていると感じました。
ご興味がありましたら、書店やコンビニで手にとってみてください。
もしくはこちらから購入できます。
→日経マネー 2008年 04月号
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