アクティブ運用のETF!?

米国在住のcrystalさんからの情報です。(ありがとうございます!)

米国でアクティブ運用のETFに認可がおりたという報道がされているとのこと。
(情報ソース) http://www.etftrends.com/2008/02/active-etfs-ill.html

上場が予定されているアクティブ運用のETFは以下の4種類。
(翻訳は適当です。あしからず)

・PowerShares Active AlphaQ Fund
 (50銘柄でNasdaq100を上回ることを目指す)
・PowerShares Active Alpha MultiCap Fund
 (50銘柄でS&P500を上回ることを目指す)
・PowerShares Active Mega-Cap Fund
 (大型株でRussell Top 200を上回ることを目指す)
・PowerShares Active Low Duration Fund
 (米国債と社債でリーマン・ブラザーズ1-3年米国国債インデックスを上回ることを目指す)

上場予定は、4月くらいのようです。
Expense Ratio等のコストは不明です。

それにしても、アクティブ運用のETFとは、なんだか不思議です。
インデックス運用のETFでも、時折、価格が純資産価値(NAV)から乖離したりすることもありますが、インデックスは誰もに周知のものですから、いずれ裁定が働いて(インデックスよりも安ければ買い、高ければ売る)、乖離は修正されます。
そうして、価格はインデックス≒純資産価値と連動していくものだと思います。

しかし、アクティブ運用のETFは、正確なNAVが投資家にはよく分からないと思うのです。
そうすると、投資家は何を基準に売買することになるのでしょう?
運用の巧拙?人気?
それらによって、価格がNAVよりも高くなったり安くなったりするのでしょうか。

う~ん、アクティブ運用のETF、概念からしてよく分かりません…(^^ゞ
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コメント

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関連した記事が日本語で読めます。
http://www.hf-klug.jp/mfnews/mfoverseas/mfoverseas001510.html

crystalさん、solvencyさん、そして水瀬さん

貴重な情報提供ありがとうございます。

確かに、売買の基準が限りなく個別株に近くなり不思議な感じがしますね。

http://www.hf-klug.jp/mfnews/mfoverseas/mfoverseas001232.html

こんな記事もありました.水瀬さんもご指摘のように,NAVがどの程度の頻度で提供されるかにかかっていますよね.理想的には,市場が開いているときもリアルタイムで更新されるのがいいんですけどねぇ,それは無理かな.現実的には,直近のNAVとポートフォリオからなんとなく判断するのでしょうか.
多分,違和感を感じる理由は,インデックスETFも投資信託も購入した瞬間は,支払った金額と等価な価値のものを買っている事が保証されている(もしくは,ある程度検証できる)のに,アクティブETFではそれが分からないという点だと思います(リアルタイムでNAVが分かれば別ですが).

さっそく取り上げて下さって有難うございます。
私も水瀬さんと同じく、アクティブ運用のETFという概念が、イマイチよく判りません(^^;  
それでも以下に、推測できる利点を挙げてみますと;

(1) 日本のことは判りませんが、米国ではミューチュアル・ファンドを買うと、毎年、税金申告の際、利益がでていれば保有しているだけで課税対象となります。一方、ETFは、売却するまで課税対象となりません。そこで同じような銘柄を対象としたアクティブ運用で長期保有するなら、将来の売却時まで税金の支払いを先延ばしできる「アクティブ運用のETF」の方が、「アクティブ運用のミューチュアル・ファンド」よりも、節税という観点から、有利な金融商品ということになります。(2に続く)

(2) これも日本の事情は判りませんが、米国ではミューチュアル・ファンドを購入後、3ヶ月間売却できない(無理に解約売却するとペナルティを払う)などの、規制があります。これは個別株の売買のような急激な価格の変動を減らして、ミューチュアル・ファンドを、より安定的に運用するためです。でも投資家にしてみれば、その3ヶ月中に、金融市場に急激な変化があったら、臨機応変に売却をしたい場合もあるでしょう。その点、ETFは、取引形態が個別株と同じですから、市場が開いている時間に、即、売却(購入も)可能です。流動性の面で、アクティブ運用のETFがミューチュアル・ファンドを上回っています。

ということで、ETF同士でアクティブ運用かパッシブ(インデックス)運用かを比較するというよりも、ETFとミューチュアル・ファンドを、同じようにアクティブに運用した場合、アクティブETFに新しい利点がある、ということで売り出すのではないでしょうか。

あと、「運用の透明性の確保」のために、アクティブETFは、保有銘柄を、*毎日*市場が閉じた後に開示するようですネ。

水瀬さんこんにちは

ファンダメンタルインデックスに連動するETFなら歓迎なんですけど・・・違うんでしょうね。

通常のアクティブ投資信託よりは低コストでしょうから、それなりの存在意義はあるかもしれませんが、ETFが誕生した経緯やメリットなどを考えると本末転倒な話のような気もしてしまいます。

実際のところは、投資信託ベストガイド2008年版p128に書いてあるような商品開発サイドの事情が大きいのではないでしょうか。

下記の クマーな投資ブログ さんの記事に少し説明がありました。(この方のブログは、「新型」の海外ETFの紹介があって面白いです。)

http://401k.sblo.jp/article/11544771.html

この記事で引用されている Bloomberg.comの解説記事

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=a59.xwYmGY5w

にさらに詳しく状況が説明されているのですが、要約すると

- 米国のETFは、ありとあらゆるセクター・手法の組み合わせのインデックスのものがある。

- 実際に運用金額もどんどん増えていて、普通の投資信託やヘッジファンドに対する脅威となっている。

- アクティブ投信といっても、こっそりインデックスをフォローしているだけの、なんちゃってファンドマネジャーに高い手数料はらうより、同じようなことをするETFを買ったほうが手数料もあるし信用取引もできるからいい、という流れにある。

- ETFの中には「中国株から売りETF」(UltraShort FTSE/Xinhua China 25 ProShares)のような「逆ETF」まである。 

- ETFというのは、コストの安い投資ビークルとして、機関投資家に注目されている。

(元記事にはちゃんとデータがまじめに出てます。)

ということで、多くのETFが、すでに「市場の平均指標」という意味ではない、独自の視点で設定されたインデックスを考案して、それに連動させたETFとして上場されているようなので、そのインデックスを考案する、という部分を、「私のポートフォリオがインデックスだ」と言い切ってしまったのがアクティブETFなのではないでしょうか? 結果として、やっていることは普通の投資信託と大差がなくて、単に信託報酬とかが安いだけ、という「ユニクロ化」が進むのかもしれません。

そう考えると日本の証券会社が海外ETFを無視している理由もわかりますよね。

大体、日経平均ETFだって、日経新聞がアクティブ運用している日本大型株ファンドみたいなものじゃないでしょうか?

(そのあたりに、日経の株式面に "TOPIX"という表示がない理由が....)

日経平均ETFは、確かにファンドマネージャー外部委託(日経に委託)のアクティブファンドですよねぇ。
TOPIXも東証1部上場を誰が決めているのかと考えると、もしかしてアクティブファンドなのですかね?
長期分散投資の観点からすると、数百~千銘柄に分散しているということでまぁ十分なのかなと思います。

海外ETFについては、もはやマニアックな世界に達していると思いますが、ETFという手法でその国の税制などに対応しているのでしょう。

長期インデックス投資派の人にとっては、分散効果がきちんとしていて、コストが低いもの、償還リスクが低いものなど、選別目的がしっかりしていると思いますので、SPY,EFA,EEMなどの定番を抑えておけばいいのかなと思います。

【三菱UFJ証券 HP ETFとはより引用】
TFとは「Exchange - Traded Fund」の略で、「(東証や大証などの)取引所で取引きされている投資信託」のことを指しています。一般には、「上場投信」とも呼ばれており、2007 年10月23日現在で17銘柄が、東京、大阪証券取引所で取引きされています。
【引用終わり】

あくまで、「上場された投資信託」に過ぎないわけですから
アクティブでもパッシブでも基本的に問題はないのではないでしょうか。
運用会社は効率よく資金を集められればいいわけですし、
小額しか運用できない個人投資家でも、手数料面で大口の顧客に負けないことは大きなメリットがあることだと思います。

>solvencyさんへ

貴重な情報ありがとうございます。
こっちを見れば、わざわざ英語ページと悪戦苦闘する必要なかったですね(^^ゞ

>レバレッジ君さんへ

不思議ですね。
巧拙や人気によって、NAVより高いプレミアムETFと、NAVより安いディスカウントETFが出てくるということになるんでしょうね。
「ディスカウントETF価格はいずれNAVに収斂していくはずだから今買っておこう」とか、なんだか、バリュー投資っぽい感じですね。

>ガウスさんへ

人の意思と情報の格差が入り込む余地が大きくなるので、個人的にはちょっとパスです。

>crystalさんへ

情報提供ありがとうございました。

米国のミューチャルファンドの税制と売買に関する制限は、日本ではあまり知られていないようです。
そういう意味では、日本と米国で受け入れられかたは違うでしょうね。

>>あと、「運用の透明性の確保」のために、アクティブETFは、保有銘柄を、*毎日*市場が閉じた後に開示するようですネ。

これは絶対に必要だと思います。
1日1回で十分なのか、ちょっと疑問ですが。

>CHAROさんへ

販売側の「なんでもいいから新商品を!」という面も少なからずあるような気もします。
アクティブ運用の売買内容の公開は1日1回だけとのことなので、そこに販売側が儲けるチャンスが生まれます。
コバンザメ的にズルする奴もきっと出てくるのでしょうね。

>Pineappleさんへ

投信のユニクロ化は歓迎です。
でも、同時にひとにぎりの人だけが超過利益を得られることのないような「透明性」も求められると思います。
その意味で、日経225のインデックスファンド・ETFはおすすめできませんよね。

>日経~さんへ

>>SPY,EFA,EEMなどの定番を抑えておけばいいのかなと思います

こちらのご意見に、僕もどちらかというと賛成です。
アクティブ運用ETFがなくても、困ることは何もありません。

>takeさんへ

はたして、本当に問題ないのでしょうか。
僕が概念を分かっていないだけかもしれませんが、かなり疑問です。

語義的には..

私も、takeさんのおっしゃってることで正しいと思いますよ。
(1)取引所で取引されている(上場されてる)
(2)投資信託であること
  の二つだけがETFの要件であって、
(法とか制度とかは一切抜きにして、純粋に語義を考えた場合)
それ以上に「指数連動型」であることは要件にはならないと思います。

ETFs
├actively managed ETFs
└index-based ETFs
英語では、たとえば、こんな感じに呼びわけ始めてるのかな。

>世界のREITさんへ

いやいや、語義のことを言っているのではないです。
ETFに=パッシブではなくアクティブもありうることは分かっているつもりです。
(下記の記事&コメントは1年前の議論です)
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-386.html

問題ないか疑問なのは、価格と純資産価値の透明性についてですよ。

すいません

なるほど...。
単なるおっちょこちょいで、申し訳ありませんでした。

そこまで厳密に考えなくてもいいのではないでしょうか?
情報公開が徹底された市場に上場された株式を、
割合を公開して保有するのなら透明性はある程度確保できるでしょうし、
価格はいずれ裁定が働くでしょう。

価格が保有されている株式の価値自体から乖離してしまうことは、インデックスに連動しているのであろうとありえます。
上海株式指数・上証50連動型上場投資信託 【大証2部:1309】の登場時の乖離っぷりなど、どう考えてもおかしいです。

コバンザメ連中も適正な価格を取り戻すための必要悪だと考えられますし、
投資家の選択肢が広がれば、それでいいのではないでしょうか。

少なくとも僕は必要を感じませんけど(笑)

ETFは本来的には機関投資家などが、「ETFをその全構成銘柄の株と換えられる」「その全構成銘柄をもっていけばETFと換えられる」ものです。
よって単に上場しただけの投信と違ってNAVと価格の乖離がおきにいくのがメリットです。(コレが無いと大証カントリーファンドみたいに価格がプレミアだったりディスカウントだったり大きく乖離します)

アクティブといえども全銘柄を公開しているので、一応用件は満たしそうですが、さすがによく知られたインデックスとは違いますので、価格乖離はおきやすそうだなー というのが第一感。

>takeさん、MAT.Nさんへ

そうですね。今から厳密に考えすぎても仕方ないですね。
日本の証券会社で取り扱いが開始になる頃には、だいたいどんなもんか正体がわかるはずでしょうから(^^)

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