年金資金50兆円のファンド運用も・厚労相、自民議連で発言

水瀬ケンイチ

厚生労働相が、公的年金の市場運用のあり方にメスを入れたいそうです。

【NIKKEI NET 2008/3/7より引用】
年金資金50兆円のファンド運用も・厚労相、自民議連で発言
 舛添要一厚生労働相は6日、自民党の「資産効果で国民を豊かにする議員連盟」(会長・山本有二前金融相)に出席し、「公的年金の積立金150兆円の3分の1の50兆円をまずファンドなどの形で運用してみることは国民にも納得を得られる」と発言した。今後、民間のヘッジファンドや、与党が設立を検討する日本版政府系ファンドに資金を配分することを検討する考えを示した。

 舛添厚労相は個人的な考えと断った上で「短期間で欠損が出ることはあるかもしれないが、上手なファンドの組み方をすれば5―10年単位でみると損は出ない」と指摘。同相はさらに「市場運用のあり方にメスを入れたい」と語り、運用方法を決める年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用委員会に民間のファンドマネジャーなどを入れる考えも表明した。
【引用おわり】

僕たちの大切な年金積立金です。
ヘッジファンドも民間のファンドマネージャーもいいですが、超巨大な資産規模を活かして、ぜひ投資顧問料は安く買い叩いてほしいところです。
公的な資金で、民間の金融機関を太らせてやる必要などありません。

また、ちょっと気になるのは、個人的な考えと断った上とはいえ、「5―10年単位でみると損は出ない」と断言していますが、5―10年単位という時間感覚は、少々短いような気もします。
短期的に好調な高コスト商品に投資し過ぎないようにしてほしいものです。

年金の運用については、個人の資産運用にとっても参考になることが多いので、引き続き注目していきたいと思います。
関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ