誰も損しない投資

水瀬ケンイチ

読者のかたから、以下のご質問をいただきました。

日々「投資の勉強は面白い♪し、家事育児以外に社会に関わっている感があって張り合いがある」と夫に話していたある日、夫が
「でも…そのお金はどこから来るの?誰かが損するって事だよね?」
と言いました。
私はその瞬間固まってしまいました。
もし市場に参加している人数が千人くらいの規模で、全員の顔をみた事があったら…私は不労所得を得ようとはしません。
水瀬さんも、この類の事を考えたことはありませんか?


ご質問にお答えすると、じつは僕も同じようなことを考えたことがあります。
あくまで個人的考えですが、

「誰も損しない投資もあるのではないか」

という結論にいたりました。

一定のパイをみんなで奪い合い、誰かの勝ち分はそのまま誰かの負け分になっている状態のことを、一般的には、「ゼロサムゲーム」と呼んでいるようです。
株式の短期売買や、僕が先日やった麻雀なんかは、これに当たると思います。

それに対して、株式の長期投資は、経済の全体成長に合わせてパイ自体が増加するので、ゼロサムゲームとは違うと思います。
もちろん、短期的にはパイが縮んでしまう時期もあるとは思いますが(今がそうかも?)、長期的に見れば、経済全体はゆっくりと拡大を続けてきたことが、過去の歴史を見ると分かります。

この経済全体の成長に投資するのであれば、「誰も損しない投資」が成り立つと思います。



でも、もしかしたら、
「経済全体の成長なんて言われても、ちょっとピンとこない。それは本当なの?」
と旦那さまに言われるかもしれません。無理もありません。僕も経済全体の成長なんて実際に目に見たことはありません(笑)
そしたら、こう言ってみてはいかがでしょうか。

「じゃあ、あなたの会社が毎年毎年、売上アップを目指すのは何故なの?」

言うまでもなく、会社が成長するためです。
そして、会社というものは、例外なく、成長する方向性を持っています。拡大再生産が宿命づけられているとも言ってもいいかもしれません。
その会社の集合体が経済です。
だから、経済全体は長期的には成長していくのだと思います。
これで、経済全体の成長に投資するのであれば「誰も損しない投資」が成り立つ、というイメージがわくでしょうか。

ところで、この経済全体に投資する方法ってのは、まさに…(^^ゞ
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Posted by水瀬ケンイチ