日経新聞家計面にインデックスファンドとETFの記事

水瀬ケンイチ

今日の日経新聞朝刊の家計面に、「投信を賢く使い分け」と題した記事が掲載されていました。マスコミお得意のグロソブ礼賛ではなく、パッシブ型投信(=インデックスファンド)とETFのことを事実に基づいて取り上げています。

【日経新聞 2008年5月26日朝刊29面より引用】
1万円からの国際分散投資
パッシブ型投信は個別銘柄に集中投資するアクティブ型に比べて収益の変動幅が小さく、取引コストも低め。株価下落に拍車が掛かった昨年11月から今年3月まで資金流入が続いた。
半面、アクティブ型は運用成績の低迷が響いて資金流出に歯止めが掛からない。「シンプル・イズ・ベスト」と話す神戸市の40代男性はパッシブ型の分かりやすい商品特性に共感したという。

(中略)

ETF、商品幅広く
中長期的な資産形成には上場投資信託(ETF)を役立てるのも手だ。低コストで市場平均並みの収益を目指すのが特徴で、東京、大阪証券取引所に上場するETFは昨年7月の14本から直近で40本にまで拡大している。

(中略)

取引コストが低いのも魅力。日経平均株価連動型ETFなら、信託報酬は税込みで0.24%前後。パッシブ型投信は0.5-1%程度だから「長期で運用するほどETFは有利」(ファイナンシャルプランナーのカン・チュンド氏)とされる。
ただ、ETFを使いこなしている個人はまだ少数派。
新しく上場した中では比較的商いの多い金価格連動型ETFでさえ売買代金は1日平均4億円程度どまり。韓国株ETFなどは取引が成立しない日もある。
手数料の低さが裏目に出て証券会社が積極的に顧客に勧めにくい上、品揃えの拡大が道半ばで投資家のニーズを満たしていないとの指摘がある。(清水崇史、北松円香)
【引用おわり】



日経新聞に、インデックスファンドとETFの記事が出ること自体珍しいので目にとまりました。
良いところも悪いところも含めて、公平な立場で書かれた良心的な内容になっていると思います。
記事が指摘するように、インデックスファンド・ETFを利用したインデックス投資はまだまだマイナーな存在ですが、その良さに気付く方々も少しずつ増えてきているのかもしれないなと記事を読んで思いました。

ところで、「ETFを使いこなしている個人は少数派」のくだりで、投資家のニーズを満たしていないとの指摘がある旨が書かれていますが、これって、とよぴ~さんの取材の影響があるのではないでしょうか。記者名もとよぴ~さんを取材された北松円香氏ですし。

個人インデックス投資ブロガーの意見も、いよいよ大勢に影響を与えつつあるのではないでしょうか。
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Posted by水瀬ケンイチ