年金基金の商品インデックス・ファンドの買い持ちはイイかどうか
米国が年金基金の商品インデックス・ファンドの買い持ちは投機かどうかで盛り上がっているようです。
【ヘッジファンドクルーク 2008/06/20より引用】
年金基金の商品インデックス・ファンドの買い持ちは投機か―業界で議論激化
ウォールストリート・ジャーナルは19日付の電子版で、原油や農産物などの商品価格が急騰する中で、年金基金などの機関投資家によるインデックス・ファンドの長期投資(買い持ち)が投機にあたるかどうかという議論が高まっている、と報じている。
折しも、上院の国土安全保障政府問題委員会のジョー・リーバーマン委員長と委員のスーザン・コリンズ議員が18日、商品価格の高騰を抑制するため、機関投資家によるインデックス・ファンド(商品指数連動型ファンド)投資を「過剰な投機」と見なして抑制する法案を記者発表し、投機をめぐる議論が活発化している。
同法案の火付け役になったのは、ヘッジファンド・マネージャーのマイケル・マスターズ氏の議会証言だった。同氏は先月、同委員会の公聴会で、年金基金などの機関投資家を「インデックス投機筋」と呼び、機関投資家のインデックス・ファンドの買い持ち戦略それ自体が投機だと断定している。
これに対して、年金基金業界は猛反発している。インデックス・ファンド投資は、機関投資家がインフレヘッジ目的で伝統的に利用している。それだけに年金基金側は、投機で有名な投資家ジョゼフ・ケネディやジェシー・リバモアの両氏と同列に扱われ、価格吊り上げに加担していると思われるのは心外として憤慨している。
米国最大の年金基金で、11億ドルのインデックス・ファンド投資を行っているカルパース(カリフォルニア州職員退職年金基金)の広報担当のパット・マクト氏は、「我々は投機には関与していない。インデックス・ファンド投資も長期のスパンでとらえている」と話す。
年金基金を弁護する見方もある。英投資銀行バークレイズ・キャピタルの商品市場調査部門の責任者、ポール・ホースネル氏は、「年金基金は、インデックス・ファンドをポートフォリオの一部として見ており、商品投資が投資全体の5-10%を超えることはない」と指摘している。
【引用おわり】
何をもって「投機」と呼ぶかはそれだけでひと議論になるので、ここでは投機という言葉にこだわらず、「年金基金の商品インデックス・ファンドの買い持ちはイイかどうか」と置き換えて、考えてみたいと思います。
【ヘッジファンドクルーク 2008/06/20より引用】
年金基金の商品インデックス・ファンドの買い持ちは投機か―業界で議論激化
ウォールストリート・ジャーナルは19日付の電子版で、原油や農産物などの商品価格が急騰する中で、年金基金などの機関投資家によるインデックス・ファンドの長期投資(買い持ち)が投機にあたるかどうかという議論が高まっている、と報じている。
折しも、上院の国土安全保障政府問題委員会のジョー・リーバーマン委員長と委員のスーザン・コリンズ議員が18日、商品価格の高騰を抑制するため、機関投資家によるインデックス・ファンド(商品指数連動型ファンド)投資を「過剰な投機」と見なして抑制する法案を記者発表し、投機をめぐる議論が活発化している。
同法案の火付け役になったのは、ヘッジファンド・マネージャーのマイケル・マスターズ氏の議会証言だった。同氏は先月、同委員会の公聴会で、年金基金などの機関投資家を「インデックス投機筋」と呼び、機関投資家のインデックス・ファンドの買い持ち戦略それ自体が投機だと断定している。
これに対して、年金基金業界は猛反発している。インデックス・ファンド投資は、機関投資家がインフレヘッジ目的で伝統的に利用している。それだけに年金基金側は、投機で有名な投資家ジョゼフ・ケネディやジェシー・リバモアの両氏と同列に扱われ、価格吊り上げに加担していると思われるのは心外として憤慨している。
米国最大の年金基金で、11億ドルのインデックス・ファンド投資を行っているカルパース(カリフォルニア州職員退職年金基金)の広報担当のパット・マクト氏は、「我々は投機には関与していない。インデックス・ファンド投資も長期のスパンでとらえている」と話す。
年金基金を弁護する見方もある。英投資銀行バークレイズ・キャピタルの商品市場調査部門の責任者、ポール・ホースネル氏は、「年金基金は、インデックス・ファンドをポートフォリオの一部として見ており、商品投資が投資全体の5-10%を超えることはない」と指摘している。
【引用おわり】
何をもって「投機」と呼ぶかはそれだけでひと議論になるので、ここでは投機という言葉にこだわらず、「年金基金の商品インデックス・ファンドの買い持ちはイイかどうか」と置き換えて、考えてみたいと思います。
結論から書くと、「年金基金かどうかに関わらず、商品インデックス・ファンドの買い持ちはよくない」と思います。
なぜなら、商品という資産クラスは、長期保有していれば価値が上がっていく本質的性質を持っていないため、買い持ちに向かないと考えるからです。
株式には、持っているだけで、配当などのキャッシュフローがあります。同様に債券には、持っているだけで、利息などのキャッシュフローがあります。長期保有していれば価値が上がっていく本質的性質を持っていると言えます。
一方、原油や大豆などの商品には、持っているだけでは何もキャッシュフローがありません。長期保有していれば価値が上がっていく本質的性質を持たないと言えると思います。
一見、右肩上がりに上昇を続けているように見える商品市場ですが、商品価格の騰落を引き起こしているのは、需要と供給のバランスだけです。
そういう市場の全体のリターンの合計はゼロであり、いわゆる「ゼロサムゲーム」になります。誰かの儲けは誰かの損失というわけです。
まあ、タイミングを見てうまく売買すれば、儲けを出すことも出来るのでしょうから、商品インデックスファンドの存在自体を否定するつもりはまったくありません。
そういう意味では、上手いファンドマネージャーがアクティブに売買する戦略であれば、儲け続けることも出来るかもしれません。
しかしながら、「買い持ち」戦略では、儲け続けることが出来るとは思えないのです。
余談になりますが、よく、相関係数の低い資産クラスをポートフォリオに入れると分散効果でポートフォリオ全体のリスクを下げることが出来るから、商品クラスを入れるとよいという販売用パンフレットの説明を目にします。
でも、個人的には、長期保有によって価値が上がっていく本質的性質を持つ資産クラスの中で分散すればいいのであって、それが商品クラスである必然性はないと考えています。
(関連記事)
2006/11/11 インデックス投資派の僕がコモディティインデックスに投資しない理由(その1)
2006/11/12 インデックス投資派の僕がコモディティインデックスに投資しない理由(その2)
(ご注意)
あくまで個人的考えですので、正しくないかもしれません。投資判断は自己責任でお願いしますね。
なぜなら、商品という資産クラスは、長期保有していれば価値が上がっていく本質的性質を持っていないため、買い持ちに向かないと考えるからです。
株式には、持っているだけで、配当などのキャッシュフローがあります。同様に債券には、持っているだけで、利息などのキャッシュフローがあります。長期保有していれば価値が上がっていく本質的性質を持っていると言えます。
一方、原油や大豆などの商品には、持っているだけでは何もキャッシュフローがありません。長期保有していれば価値が上がっていく本質的性質を持たないと言えると思います。
一見、右肩上がりに上昇を続けているように見える商品市場ですが、商品価格の騰落を引き起こしているのは、需要と供給のバランスだけです。
そういう市場の全体のリターンの合計はゼロであり、いわゆる「ゼロサムゲーム」になります。誰かの儲けは誰かの損失というわけです。
まあ、タイミングを見てうまく売買すれば、儲けを出すことも出来るのでしょうから、商品インデックスファンドの存在自体を否定するつもりはまったくありません。
そういう意味では、上手いファンドマネージャーがアクティブに売買する戦略であれば、儲け続けることも出来るかもしれません。
しかしながら、「買い持ち」戦略では、儲け続けることが出来るとは思えないのです。
余談になりますが、よく、相関係数の低い資産クラスをポートフォリオに入れると分散効果でポートフォリオ全体のリスクを下げることが出来るから、商品クラスを入れるとよいという販売用パンフレットの説明を目にします。
でも、個人的には、長期保有によって価値が上がっていく本質的性質を持つ資産クラスの中で分散すればいいのであって、それが商品クラスである必然性はないと考えています。
(関連記事)
2006/11/11 インデックス投資派の僕がコモディティインデックスに投資しない理由(その1)
2006/11/12 インデックス投資派の僕がコモディティインデックスに投資しない理由(その2)
(ご注意)
あくまで個人的考えですので、正しくないかもしれません。投資判断は自己責任でお願いしますね。
- [2008/06/21 09:44]
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コメント
需要と供給
いつも楽しく読ませていただいています。
私自身は商品は全然持っていませんが、商品への投資も、「需要と供給の関係で長期的・大局的に価格上昇が見込まれる」ならばという前提付きですが、必ずしもゼロサムゲームとはいえないんじゃないでしょうか。
・・・その前提自体が正しいかどうかはどうやって検証するんでしょうね?
私自身は商品は全然持っていませんが、商品への投資も、「需要と供給の関係で長期的・大局的に価格上昇が見込まれる」ならばという前提付きですが、必ずしもゼロサムゲームとはいえないんじゃないでしょうか。
・・・その前提自体が正しいかどうかはどうやって検証するんでしょうね?
私が考える投資対象は3つ
私が投資対象として考えているのは株式、REIT、債券の3つです。
コモディティが投資対象として相応しいかどうかは長期的なデータで検証すれば分かると思います。
食糧などは急激な世界人口増加と中国、インドなどの高級食材志向の高まりなどで長期的には他の物価よりも上昇するなんてある投資関係のパンフにあるようです。
ただ、これだけでは単に需給関係だけで動いているので、長期保有していれば価値が上がっていく本質的性質を持っているとは思えず、コモディティを投資対象として相応しいとは思えないです。
その他に私が理解できないのは「ジャンク債を買うのは投機だ」と言う意見です。
本来、ジャンク債は信用リスクが高いので、投資家はデフォルト率よりも大きなリスクプレミアムを求めてくる筈なので、デフォルト率を考慮しても米国債よりも期待リターンが高くなければ誰も投資しないと考えています。
実際には銘柄分散されたHYGやJNKもありますし・・・
コモディティが投資対象として相応しいかどうかは長期的なデータで検証すれば分かると思います。
食糧などは急激な世界人口増加と中国、インドなどの高級食材志向の高まりなどで長期的には他の物価よりも上昇するなんてある投資関係のパンフにあるようです。
ただ、これだけでは単に需給関係だけで動いているので、長期保有していれば価値が上がっていく本質的性質を持っているとは思えず、コモディティを投資対象として相応しいとは思えないです。
その他に私が理解できないのは「ジャンク債を買うのは投機だ」と言う意見です。
本来、ジャンク債は信用リスクが高いので、投資家はデフォルト率よりも大きなリスクプレミアムを求めてくる筈なので、デフォルト率を考慮しても米国債よりも期待リターンが高くなければ誰も投資しないと考えています。
実際には銘柄分散されたHYGやJNKもありますし・・・
商品価格のファンダメンタル的な価値は需要が増えるか、供給が減ることでしか上昇しません(投資の需給でなく消費の需給)。また、商品は最終的に消費される事でなくなってしまいます。
つまりリスクプレミアムが無いということです。
大局的に上昇して儲かるかも?という指摘は間違っていませんが、その利益は株や債券の利益とは性質が異なる、という部分を理解していないとキケンですね。
つまりリスクプレミアムが無いということです。
大局的に上昇して儲かるかも?という指摘は間違っていませんが、その利益は株や債券の利益とは性質が異なる、という部分を理解していないとキケンですね。
コメントありがとうございます
>B-Sさんへ
長期的に価格が上昇することとゼロサムゲームかどうかは、関係ありません。
長期的な上昇で儲けている人の反対側に同じ額損している人がいるだけのことで、やはりゼロサムゲームだと思いますよ。
>タカちゃんさんへ
僕は株式と債券がメインです。
REITも利回りに魅力が出てきたらよいと思っています。
バイ&ホールドのほったらかし投資に向く資産クラスに投資したいと考えています。
なお、ジャンク債の投機のお話ですが、記事に書いたとおり、投機の話はそれだけでひと議論になるため話題から外させていただいております。ご理解ください。
>nyさんへ
フォローありがとうございます。
そのとおりだと思います。
長期的に価格が上昇することとゼロサムゲームかどうかは、関係ありません。
長期的な上昇で儲けている人の反対側に同じ額損している人がいるだけのことで、やはりゼロサムゲームだと思いますよ。
>タカちゃんさんへ
僕は株式と債券がメインです。
REITも利回りに魅力が出てきたらよいと思っています。
バイ&ホールドのほったらかし投資に向く資産クラスに投資したいと考えています。
なお、ジャンク債の投機のお話ですが、記事に書いたとおり、投機の話はそれだけでひと議論になるため話題から外させていただいております。ご理解ください。
>nyさんへ
フォローありがとうございます。
そのとおりだと思います。
年金基金の商品投資・・・長期買占め?
年金基金などが莫大な資金を商品市場に入れることに私は抵抗を感じます。
石油や食料価格の上昇は私たちの実際の生活に直に影響しますし、まだ先進国は良いとしても、価格上昇はたいていの場合、新興国や貧しい国に影響を与えるます。今も実際にアジアやアフリカでは深刻な影響が出始めていると思いますし。。
しかも、年金基金となると長期保有が前提ですから、一歩間違うと長期間の買占めに他ならないと思うのです。私も株式、債券、REITに毎月小額インデックス投資をしており、これからは個人のレベルではコモディティもありだと思っていますが、莫大な資産を運用する組織の場合は、資産運用とか長期投資とかそういう次元の問題ではないかと感じます。(個人もつもりつもれば、莫大ですけどね・・・)
今後、おそらく年金基金の商品インデックスへの資金流入はもっと大きな問題になってくると思います。
石油や食料価格の上昇は私たちの実際の生活に直に影響しますし、まだ先進国は良いとしても、価格上昇はたいていの場合、新興国や貧しい国に影響を与えるます。今も実際にアジアやアフリカでは深刻な影響が出始めていると思いますし。。
しかも、年金基金となると長期保有が前提ですから、一歩間違うと長期間の買占めに他ならないと思うのです。私も株式、債券、REITに毎月小額インデックス投資をしており、これからは個人のレベルではコモディティもありだと思っていますが、莫大な資産を運用する組織の場合は、資産運用とか長期投資とかそういう次元の問題ではないかと感じます。(個人もつもりつもれば、莫大ですけどね・・・)
今後、おそらく年金基金の商品インデックスへの資金流入はもっと大きな問題になってくると思います。
>年金基金の商品インデックス・ファンドの買い持ちは投機か
面白い記事ありがとうございます。
商品インデックスが投機か。。。
というよりは、現在世界的なインフレを収めることができないために、
誰かを ”犯人”にしたいだけなような。。。
そんな雰囲気を感じます。。。
面白い記事ありがとうございます。
商品インデックスが投機か。。。
というよりは、現在世界的なインフレを収めることができないために、
誰かを ”犯人”にしたいだけなような。。。
そんな雰囲気を感じます。。。
こんにちは。トラックバックをさせていただきましたが、こちらでまたご迷惑をおかけするといけないので、商品への投資に関して自分のブログに戯言を書いてみました。
個人的な意見としては、「好きにすればよい」 なのですが。。。
個人的な意見としては、「好きにすればよい」 なのですが。。。
商品のリターンの謎
商品の本源的なリターンについては、長期の過去データからは実質リターンの存在が確認される一方、商品自体は何らの価値も産み出さないという認識から演繹される結論(=商品は何らのリターンも産み出さない)が矛盾するため「商品のリターンの謎」などと呼ばれるようです。
この謎についての、比較的、わかりやすい解説をイボットソンの資料に見ることができます。
http://japan.pimco.com/LeftNav/Viewpoints/2006/Ibbotson+Commodity+Study.htm
(「商品のリターンの謎」については p.22 あたりから)
リターンの源泉として挙げられているもののうち、ヘッジャーが支払う保険プレミアム等は、昨今のようにスペキュレーター(年金資金を含む)の割合が高まると、大幅に低減していきそうですが、単なるリバランスがリターンの源泉として挙げられている点は、資産運用全体に通じるものとして、大変、興味深く思われます。
しかし、商品投資に対する「最適」な配分比率が、上記の資料にあるような高いものだとすると、受託者責任が厳しく問われる米国の年金資金の場合、資金を配分しないことが、責任を問われる可能性があるかもしれませんので、なかなか辛いところでしょうね。
なお、自分が実際に少々の配分を行ってみた感じでは、商品価格全体の上昇は、信用貨幣、なかでも、世界の基軸通貨である米ドルの価値の下落と表裏という側面が強いようにも思われ、日本円を基準とする投資家の視点は、少し違ってくるかもしれないと考えています。
この謎についての、比較的、わかりやすい解説をイボットソンの資料に見ることができます。
http://japan.pimco.com/LeftNav/Viewpoints/2006/Ibbotson+Commodity+Study.htm
(「商品のリターンの謎」については p.22 あたりから)
リターンの源泉として挙げられているもののうち、ヘッジャーが支払う保険プレミアム等は、昨今のようにスペキュレーター(年金資金を含む)の割合が高まると、大幅に低減していきそうですが、単なるリバランスがリターンの源泉として挙げられている点は、資産運用全体に通じるものとして、大変、興味深く思われます。
しかし、商品投資に対する「最適」な配分比率が、上記の資料にあるような高いものだとすると、受託者責任が厳しく問われる米国の年金資金の場合、資金を配分しないことが、責任を問われる可能性があるかもしれませんので、なかなか辛いところでしょうね。
なお、自分が実際に少々の配分を行ってみた感じでは、商品価格全体の上昇は、信用貨幣、なかでも、世界の基軸通貨である米ドルの価値の下落と表裏という側面が強いようにも思われ、日本円を基準とする投資家の視点は、少し違ってくるかもしれないと考えています。
コモディティの値上がりは、リターンというよりもお金の価値の低下と見たほうがふさわしいでしょう。お金の価値の低下をヘッジする目的でのコモディティの保有は意味があると思います。
しかし、原料費の高騰以上の付加価値を出せない企業がないとは思いませんからやはり企業に投資した方が長期的には利益を得られるのではないでしょうか。
よって、コモディティ保有を否定はしないまでもあまり比率が高いようでは投資に対して消極的な印象を抱きます。
しかし、原料費の高騰以上の付加価値を出せない企業がないとは思いませんからやはり企業に投資した方が長期的には利益を得られるのではないでしょうか。
よって、コモディティ保有を否定はしないまでもあまり比率が高いようでは投資に対して消極的な印象を抱きます。
私は昨年水瀬さんと内藤さんの対談を見てコモディティは利息を生まないのでのでバイ&ホールドには向かないと考えて昨年より投資比率を下げております。ヘッジファンドへの投資は、最初は大富豪に販売し次に機関投資家、最後に個人投資家となると思います。最後に買う人はなかなか利益を上げにくいと思います。これも昨年すべて売却しました(^^;
年金資産は長期の成長性だけでなく、ポートフォリオの短期的な安定性も重視されるので、株式や債券等と商品の値動きの相関関係にヘッジ効果が認められるなら、年金資産が商品に投資することはむしろ好ましいと思います。
ところで、
>>長期保有によって価値が上がっていく本質的性質を持つ資産クラス
仮に配当や利子の利回りがインフレ率を下回り続けた場合でも、株式等は「長期保有によって価値が上がっていく本質的性質を持つ資産クラス」と言えるのでしょうか。
それとも、統計上、長期的にはインフレ調整後の株式等の実質リターンがプラスであったことから、そのように言えるということなのでしょうか。
ところで、
>>長期保有によって価値が上がっていく本質的性質を持つ資産クラス
仮に配当や利子の利回りがインフレ率を下回り続けた場合でも、株式等は「長期保有によって価値が上がっていく本質的性質を持つ資産クラス」と言えるのでしょうか。
それとも、統計上、長期的にはインフレ調整後の株式等の実質リターンがプラスであったことから、そのように言えるということなのでしょうか。
貨幣価値保全目的の金を保有してます
金を18年間、毎月積み立てで購入しています。自分の資産に占める割合は4%ほどです。
自分の保有資産全体で見た場合、ここ1〜2年、グラム単価が上昇してますので、昨今の資源、農産物を中心とした物価上昇をカバーできています。時価は平均買い付けコストの2.5倍ほどです。
10数年間、1グラム1100円〜1400円ぐらいで推移し、買い付けコストもかかり、キャッシュフローはありませんが、インフレヘッジを目的としていたので、個人が保有する資産の収益性という観点からはなんら危惧するものはありませんでした。
また私、資源株のBHPビリトンを東京外国部に上場していた1991年に購入し、現在まで保有していますが、資産価値が8倍になっています。
デフレが長く続きましたが、いよいよインフレにも注意して資産運用すべきときがきたのではないかと思っています。
自分の保有資産全体で見た場合、ここ1〜2年、グラム単価が上昇してますので、昨今の資源、農産物を中心とした物価上昇をカバーできています。時価は平均買い付けコストの2.5倍ほどです。
10数年間、1グラム1100円〜1400円ぐらいで推移し、買い付けコストもかかり、キャッシュフローはありませんが、インフレヘッジを目的としていたので、個人が保有する資産の収益性という観点からはなんら危惧するものはありませんでした。
また私、資源株のBHPビリトンを東京外国部に上場していた1991年に購入し、現在まで保有していますが、資産価値が8倍になっています。
デフレが長く続きましたが、いよいよインフレにも注意して資産運用すべきときがきたのではないかと思っています。
コメントありがとうございます
>こばのすけさんへ
今回は社会問題の観点は取り上げていませんが、個人なら良いが年金基金はダメだというのは理屈としてはちょっと苦しいような気がします。
年金は、結局個人のものになるので…。
>saru999さんへ
引用記事では責任のなすりつけ合いのようにも見えますね。
>Gabbianoさんへ
記事を拝見させていただきました。
そういう考え方もあるのですね。勉強になりました。
>あらきさんへ
なるほど、プロの間でも謎なんですね。
資料の情報提供もありがとうございます。
ただ、内容が僕にはちょっと高度過ぎるので、ちゃんと理解するにはもっと読みこまないといけなさそうです(汗)
>kackyさんへ
「原料費の高騰以上の付加価値を出せない企業がないとは思いませんから」
は、
「原料費の高騰以上の付加価値を出せる企業がないとは思いませんから」
の間違いですか?
それとも僕の理解違いかも??(^^;
>としちゃんさんへ
内藤さんとの鼎談、ありましたね。
投資判断は自己責任でお願いします。<(_ _)>
>空色さんへ
>>株式や債券等と商品の値動きの相関関係にヘッジ効果が認められるなら、年金資産が商品に投資することはむしろ好ましい
ですから、それが商品である「必然性」はないのではないかと意見を述べたつもりなのですが。
お互いの相関が低い資産クラスの組み合わせは他にもたくさんありますよ。
「長期保有によって価値が上がっていく本質的性質を持つ資産クラス」かどうかとインフレ率を上回るかどうかは、まったく別の問題です。
混同すると話がややこしくなるので、申し訳ありませんが回答を控えさせていただきます。
>ぷーさんさんへ
運用が上手くいかれてよかったですね。
超長期でみると、以下の記事のようなデータもありますので、ご注意ください。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-494.html
(恣意的な期間のデータを取り出したつもりはありません。知りうる限り最長の期間のデータを調べた結果です)
今回は社会問題の観点は取り上げていませんが、個人なら良いが年金基金はダメだというのは理屈としてはちょっと苦しいような気がします。
年金は、結局個人のものになるので…。
>saru999さんへ
引用記事では責任のなすりつけ合いのようにも見えますね。
>Gabbianoさんへ
記事を拝見させていただきました。
そういう考え方もあるのですね。勉強になりました。
>あらきさんへ
なるほど、プロの間でも謎なんですね。
資料の情報提供もありがとうございます。
ただ、内容が僕にはちょっと高度過ぎるので、ちゃんと理解するにはもっと読みこまないといけなさそうです(汗)
>kackyさんへ
「原料費の高騰以上の付加価値を出せない企業がないとは思いませんから」
は、
「原料費の高騰以上の付加価値を出せる企業がないとは思いませんから」
の間違いですか?
それとも僕の理解違いかも??(^^;
>としちゃんさんへ
内藤さんとの鼎談、ありましたね。
投資判断は自己責任でお願いします。<(_ _)>
>空色さんへ
>>株式や債券等と商品の値動きの相関関係にヘッジ効果が認められるなら、年金資産が商品に投資することはむしろ好ましい
ですから、それが商品である「必然性」はないのではないかと意見を述べたつもりなのですが。
お互いの相関が低い資産クラスの組み合わせは他にもたくさんありますよ。
「長期保有によって価値が上がっていく本質的性質を持つ資産クラス」かどうかとインフレ率を上回るかどうかは、まったく別の問題です。
混同すると話がややこしくなるので、申し訳ありませんが回答を控えさせていただきます。
>ぷーさんさんへ
運用が上手くいかれてよかったですね。
超長期でみると、以下の記事のようなデータもありますので、ご注意ください。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-494.html
(恣意的な期間のデータを取り出したつもりはありません。知りうる限り最長の期間のデータを調べた結果です)
すいません、ご指摘の通りですm(_ _)m
個人で購入するのと違い、年金基金が購入するのでは、個人の意思が希薄化してますので、ずいぶん違うのではと考えました。
知っててやるか、知らないうちにやっているかぐらいの違いにしかならないかもしれませんけど、年金基金を通じて無自覚で参加してしまうのは怖いような気がしていました。。。
こういう理由で個人と年金基金を区別して考えていましたが、石油や食料を買って資産を運用するということ考えると、ご指摘のとおり個人でも年金基金でもやってることは変わりはないかもしれません。
いずれにしろ、私はコモディティ(特に石油、食料)への投資について、長期リターンを生む生まない?やゼロサムゲームか?という面だけでなく、社会性の面で果たして良いことなのか悪いことなのかも気になることです。
コモディテイへの投資をするかしないかにあたり、この疑問に自分なりに答えを出す必要があるように思っています。
知っててやるか、知らないうちにやっているかぐらいの違いにしかならないかもしれませんけど、年金基金を通じて無自覚で参加してしまうのは怖いような気がしていました。。。
こういう理由で個人と年金基金を区別して考えていましたが、石油や食料を買って資産を運用するということ考えると、ご指摘のとおり個人でも年金基金でもやってることは変わりはないかもしれません。
いずれにしろ、私はコモディティ(特に石油、食料)への投資について、長期リターンを生む生まない?やゼロサムゲームか?という面だけでなく、社会性の面で果たして良いことなのか悪いことなのかも気になることです。
コモディテイへの投資をするかしないかにあたり、この疑問に自分なりに答えを出す必要があるように思っています。
コメントありがとうございます
>kackyさんへ
それなら意味がわかります。
ありがとうございました。
>こばのすけさんへ
善悪の判断は難しいところですね。
ぜひご自身なりの答えを見つけてください。
それなら意味がわかります。
ありがとうございました。
>こばのすけさんへ
善悪の判断は難しいところですね。
ぜひご自身なりの答えを見つけてください。
コメントの焦点がずれていたみたいで恐縮です。
恐縮ついでに、不勉強な私のために、「長期保有によって価値が上がっていく本質的性質を持つ資産クラス」とは何なのか、簡単に御教示いただけませんか?
説明が難しいということであれば、参考となる書籍などを御紹介いただければ参考になります。
恐縮ついでに、不勉強な私のために、「長期保有によって価値が上がっていく本質的性質を持つ資産クラス」とは何なのか、簡単に御教示いただけませんか?
説明が難しいということであれば、参考となる書籍などを御紹介いただければ参考になります。
(投機では?という善悪の判断を完全に横に置いてのコメントですが、、)
マーケットポートフォリオという観点では、世にあるリスク資産を時価総額で持つべきなので、株・債券以外のリスク資産であるコモディティ(やREITや銀行などの直接投資も含むのかもしれませんが)も市場規模に合わせて保有するのが合理的なのかも? と思います。
コモディティは、インフレに勝てませんがインフレにも負けないはず(コモディティのR/J CRBインデックスはそのままインフレ率としてみるぐらい)ですので、購買力という観点では一番守りの資産クラスかと、、で株はリスクをとってリターンを求める攻めの資産クラスでしょうか?
金の現物投資なんかは、戦争があったり災害があっても株や債券と違いデフォルトする確率は0%ですので、、ただ先物での投資は微妙ですね。
マーケットポートフォリオという観点では、世にあるリスク資産を時価総額で持つべきなので、株・債券以外のリスク資産であるコモディティ(やREITや銀行などの直接投資も含むのかもしれませんが)も市場規模に合わせて保有するのが合理的なのかも? と思います。
コモディティは、インフレに勝てませんがインフレにも負けないはず(コモディティのR/J CRBインデックスはそのままインフレ率としてみるぐらい)ですので、購買力という観点では一番守りの資産クラスかと、、で株はリスクをとってリターンを求める攻めの資産クラスでしょうか?
金の現物投資なんかは、戦争があったり災害があっても株や債券と違いデフォルトする確率は0%ですので、、ただ先物での投資は微妙ですね。
私もコモディティへの過剰な投資は反対です。
が、
>一方、原油や大豆などの商品には、(中略)長期保有していれば価値が上がっていく本質的性質を持たないと言えると思います。
この部分は、技術革新によりなんともそうもいえない部分も生まれてきましたね。
企業活動によって商品の価値を低下させることのほうが多いことは確かですが、
その逆もまたあるのも事実かと思います。
例えば、とうもろこしやさとうきびなどバイオエタノールの原材料になりえるものは、やはり10年前とは違う新たな価値を持ってしまったと思いますし
陽の目の当たっていなかったレアメタル、レアアースなどには、単なる需給バランスという意味ではなく、まったく新しい必要な理由が生まれてしまった側面もあると思います。
もちろん、それはやがて代替され陳腐化していくかもしれませんが。
が、
>一方、原油や大豆などの商品には、(中略)長期保有していれば価値が上がっていく本質的性質を持たないと言えると思います。
この部分は、技術革新によりなんともそうもいえない部分も生まれてきましたね。
企業活動によって商品の価値を低下させることのほうが多いことは確かですが、
その逆もまたあるのも事実かと思います。
例えば、とうもろこしやさとうきびなどバイオエタノールの原材料になりえるものは、やはり10年前とは違う新たな価値を持ってしまったと思いますし
陽の目の当たっていなかったレアメタル、レアアースなどには、単なる需給バランスという意味ではなく、まったく新しい必要な理由が生まれてしまった側面もあると思います。
もちろん、それはやがて代替され陳腐化していくかもしれませんが。
空色さん wrote:
> 長期保有によって価値が上がっていく本質的性質を持つ資産
> クラス」とは何なのか、
山崎元さんが、タイムリーに記事を書いています。
以下の引用部分がそのまま答えになると思います。
以下、山崎元さんの記事からの引用
http://diamond.jp/series/yamazaki_econo/10036/
> (商品を持つこと)、これは「土地」や会社の「資本」と
> いった、生産の手段として継続的に機能するものを所有す
> るのとは異なる。商品それ自体は基本的に消費されるもの
> だ。生産手段を保有する「投資」と異なり、時間の経過と
> ともに生産の果実の分配が期待できるようなものではない。
> 長期保有によって価値が上がっていく本質的性質を持つ資産
> クラス」とは何なのか、
山崎元さんが、タイムリーに記事を書いています。
以下の引用部分がそのまま答えになると思います。
以下、山崎元さんの記事からの引用
http://diamond.jp/series/yamazaki_econo/10036/
> (商品を持つこと)、これは「土地」や会社の「資本」と
> いった、生産の手段として継続的に機能するものを所有す
> るのとは異なる。商品それ自体は基本的に消費されるもの
> だ。生産手段を保有する「投資」と異なり、時間の経過と
> ともに生産の果実の分配が期待できるようなものではない。
コモディティのリスクプレミアム
将来のインフレ期待を増幅して織り込んでいるからかな? とこの所思ってます。
ただWTIとか過剰に織り込みすぎでは? と個人的には思えますので、年金基金が過去実績を期待して投資しているのはどうですかねえ。いや、自分もコモディティを買っているので自分への問いでもあるわけですが。
なお、先物値段が上がること自体は、「資源枯渇に対する先取り対策を打ちやすくする」効果もあると思ってます。
先行き「なんらかの需要減(例えば世界人口の減少とか、世界不況とか)」があるとコモディティは上昇分のリスクプレミアムを吐き出して下落するかも。
それまでにコモディティのリスクプレミアムの研究が進んでいてほしいものです。
蛇足
株の成長に関しては参考本としてフィッシャーなんてどうですかね。
http://www.amazon.co.jp/dp/4894511029/
ただWTIとか過剰に織り込みすぎでは? と個人的には思えますので、年金基金が過去実績を期待して投資しているのはどうですかねえ。いや、自分もコモディティを買っているので自分への問いでもあるわけですが。
なお、先物値段が上がること自体は、「資源枯渇に対する先取り対策を打ちやすくする」効果もあると思ってます。
先行き「なんらかの需要減(例えば世界人口の減少とか、世界不況とか)」があるとコモディティは上昇分のリスクプレミアムを吐き出して下落するかも。
それまでにコモディティのリスクプレミアムの研究が進んでいてほしいものです。
蛇足
株の成長に関しては参考本としてフィッシャーなんてどうですかね。
http://www.amazon.co.jp/dp/4894511029/
〉>B-Sさんへ
〉長期的に価格が上昇することとゼロサムゲームかどうかは、関係ありません。
〉長期的な上昇で儲けている人の反対側に同じ額損している人がいるだけのことで、やはりゼロサムゲームだと思いますよ。
なるほど。そう考えるんですね。
ありがとうございます。
〉長期的に価格が上昇することとゼロサムゲームかどうかは、関係ありません。
〉長期的な上昇で儲けている人の反対側に同じ額損している人がいるだけのことで、やはりゼロサムゲームだと思いますよ。
なるほど。そう考えるんですね。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます
>空色さんへ
記事の本文で、「株式には、持っているだけで、配当などのキャッシュフローがあります。同様に債券には、持っているだけで、利息などのキャッシュフローがあります。長期保有していれば価値が上がっていく本質的性質を持っていると言えます」とご説明しているつもりです。
それでもよく分からなければ、下記の記事でも同じような主旨のことを書いていますのでご参照いただければと思います。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-141.html
でも、後ろでひろんさんがご紹介くださった山崎元氏の説明がいちばん分かりやすいですね(^^ゞ
>モンチさんへ
マーケットポートフォリオの観点ですか。
CAPMをどこまで信用するかによってくると思いますが、世にあるリスク資産を時価総額で持つべきという考え方も出来そうですね。
なるほど、なるほど…。
>katsuさんへ
新しい必要な理由が生まれたとしても、それは需要が増えただけで、上の山崎元氏の言葉を借りれば「商品それ自体は基本的に消費されるものだ。生産手段を保有する「投資」と異なり、時間の経過とともに生産の果実の分配が期待できるようなものではない」という本質的な性質は変わらないと思います。
>ひろんさんへ
ナイスフォローありがとうございます。
山崎元氏と同じ意見だったとは心強いです。
>MAT.Nさんへ
「資源枯渇に対する先取り対策を打ちやすくする効果」とは面白いですね。
勉強になります。
記事の本文で、「株式には、持っているだけで、配当などのキャッシュフローがあります。同様に債券には、持っているだけで、利息などのキャッシュフローがあります。長期保有していれば価値が上がっていく本質的性質を持っていると言えます」とご説明しているつもりです。
それでもよく分からなければ、下記の記事でも同じような主旨のことを書いていますのでご参照いただければと思います。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-141.html
でも、後ろでひろんさんがご紹介くださった山崎元氏の説明がいちばん分かりやすいですね(^^ゞ
>モンチさんへ
マーケットポートフォリオの観点ですか。
CAPMをどこまで信用するかによってくると思いますが、世にあるリスク資産を時価総額で持つべきという考え方も出来そうですね。
なるほど、なるほど…。
>katsuさんへ
新しい必要な理由が生まれたとしても、それは需要が増えただけで、上の山崎元氏の言葉を借りれば「商品それ自体は基本的に消費されるものだ。生産手段を保有する「投資」と異なり、時間の経過とともに生産の果実の分配が期待できるようなものではない」という本質的な性質は変わらないと思います。
>ひろんさんへ
ナイスフォローありがとうございます。
山崎元氏と同じ意見だったとは心強いです。
>MAT.Nさんへ
「資源枯渇に対する先取り対策を打ちやすくする効果」とは面白いですね。
勉強になります。
>ひろさん
山崎さんの記事の御教示、ありがとうございました。
言わんとしていることはよく分かりました。
>水瀬さん
過去の記事の御教示、ありがとうございました。
おかげさまで話が噛み合わずに御迷惑をおかけした原因が分かりました。
それをここに書くと話を蒸し返してしまいそうなので止めておきます。
今後ともブログの更新を楽しみにしています。
山崎さんの記事の御教示、ありがとうございました。
言わんとしていることはよく分かりました。
>水瀬さん
過去の記事の御教示、ありがとうございました。
おかげさまで話が噛み合わずに御迷惑をおかけした原因が分かりました。
それをここに書くと話を蒸し返してしまいそうなので止めておきます。
今後ともブログの更新を楽しみにしています。
水瀬さん
古いコメントに今ごろ反応してしまいますが
>儲けている人の反対側に同じ額損している人がいるだけ
この手の相場で取引されている商品というのは、常にある程度の量が生産され、消費されていて、その需要と供給のバランスが価格に大きく影響します。
たとえば灯油の価格なんかは需要の少ない夏場には安くなり、冬には価格が上昇するのが基本パターンで、夏に買って冬に売れば利益が出せることになります。(もちろん暖冬やら為替やらの影響で裏目に出るリスクがある)
この場合先物などの取引は夏の価格を下支えして冬にはそれを市場に放出することで需要にこたえる働きをし、それによって誰かが損をしているとはいえません。
需要と供給のバランスで総量自体が変動するので単純なゼロサムゲームにはならないと思います。
需要と供給で見れば、むしろ株式の方が総量の変化が比較的少ないためゼロサムゲームだともいえます。(変動要因は新規上場、上場廃止、株式分割、自社株買いによる消却など)
株式はその会社の価値が増大するといっても配当の受け取りと市場での売却以外にお金を受け取る方法が存在しないため、いくら取引しても市場で循環するだけで消費されることはないですから。
katsuさん
>コモディティへの過剰な投資は反対です。
あまり深く考えてなかったですが、この「過剰」っていろんな意味があって難しいですね。
・どの立場で見るか
・どれくらいなら過剰なのか
という二重の意味で。
ポートフォリオの構成の立場で見ると、「本質的な価値の増大が見込めないので投資に値しない」や「分散の選択肢を増やすために他の資産との相関性とリスク/リターンにおいて妥当な量を保有するべき」など捕らえ方によって変わってきます。
そしてリスクとリターンの推定方法などによって「どのくらいなら妥当で、どこまで行けば過剰なのか」も大きく違ってくるでしょう。
また市場の立場で見ると、価格の上昇を「現在や将来の需要と供給を反映したもので、資金の流入による影響はごく小さい」として説明できれば過剰とはいえません。
結局、過剰なのかどうなのかは誰がどのように決めるのかという話になってしまいます。
山崎元氏も触れていますが、商品相場というのはモノの流れの中では原材料などの「上流」側が対象なので、「下流」側の消費者物価などを基準にする物価連動債などよりはインフレに素早く反応できると考えることができます。
株式は会社の業績などを経由して反映されるのでインフレへの反応は遅れます。(ただしバブル期のようにモノの価格よりも株や土地などの資産価格の上昇がきっかけでインフレを引き起こす場合もある)
そんなわけでコモディティはインフレヘッジの手段としては比較的有効でしょうね。
で、私も山崎氏と同じく「インフレに対する守りのために商品に手を出しているのか疑わしい」という見方になってしまうんですが。
古いコメントに今ごろ反応してしまいますが
>儲けている人の反対側に同じ額損している人がいるだけ
この手の相場で取引されている商品というのは、常にある程度の量が生産され、消費されていて、その需要と供給のバランスが価格に大きく影響します。
たとえば灯油の価格なんかは需要の少ない夏場には安くなり、冬には価格が上昇するのが基本パターンで、夏に買って冬に売れば利益が出せることになります。(もちろん暖冬やら為替やらの影響で裏目に出るリスクがある)
この場合先物などの取引は夏の価格を下支えして冬にはそれを市場に放出することで需要にこたえる働きをし、それによって誰かが損をしているとはいえません。
需要と供給のバランスで総量自体が変動するので単純なゼロサムゲームにはならないと思います。
需要と供給で見れば、むしろ株式の方が総量の変化が比較的少ないためゼロサムゲームだともいえます。(変動要因は新規上場、上場廃止、株式分割、自社株買いによる消却など)
株式はその会社の価値が増大するといっても配当の受け取りと市場での売却以外にお金を受け取る方法が存在しないため、いくら取引しても市場で循環するだけで消費されることはないですから。
katsuさん
>コモディティへの過剰な投資は反対です。
あまり深く考えてなかったですが、この「過剰」っていろんな意味があって難しいですね。
・どの立場で見るか
・どれくらいなら過剰なのか
という二重の意味で。
ポートフォリオの構成の立場で見ると、「本質的な価値の増大が見込めないので投資に値しない」や「分散の選択肢を増やすために他の資産との相関性とリスク/リターンにおいて妥当な量を保有するべき」など捕らえ方によって変わってきます。
そしてリスクとリターンの推定方法などによって「どのくらいなら妥当で、どこまで行けば過剰なのか」も大きく違ってくるでしょう。
また市場の立場で見ると、価格の上昇を「現在や将来の需要と供給を反映したもので、資金の流入による影響はごく小さい」として説明できれば過剰とはいえません。
結局、過剰なのかどうなのかは誰がどのように決めるのかという話になってしまいます。
山崎元氏も触れていますが、商品相場というのはモノの流れの中では原材料などの「上流」側が対象なので、「下流」側の消費者物価などを基準にする物価連動債などよりはインフレに素早く反応できると考えることができます。
株式は会社の業績などを経由して反映されるのでインフレへの反応は遅れます。(ただしバブル期のようにモノの価格よりも株や土地などの資産価格の上昇がきっかけでインフレを引き起こす場合もある)
そんなわけでコモディティはインフレヘッジの手段としては比較的有効でしょうね。
で、私も山崎氏と同じく「インフレに対する守りのために商品に手を出しているのか疑わしい」という見方になってしまうんですが。
コメントありがとうございます
>アルビレオ師匠へ
よく分かっていない僕にご教示ください。
ゼロサムではないとすると、プラスサムかマイナスサムかのどちらかになるかと思うのですが(もしかしてそれも間違い?)、商品相場はどちらなのでしょうか?
さすがにマイナスサムではないと思われるので、商品相場はプラスサムということでしょうか??
よく分かっていない僕にご教示ください。
ゼロサムではないとすると、プラスサムかマイナスサムかのどちらかになるかと思うのですが(もしかしてそれも間違い?)、商品相場はどちらなのでしょうか?
さすがにマイナスサムではないと思われるので、商品相場はプラスサムということでしょうか??
期待リターンとゼロサムゲームは別のもの
完全に効率的な株式市場(常にその会社の価値を正しく反映した価格でのみ取引されている)と仮定すると、株式取引自体は利益を生みません。
利益を得るのは株を保有(=投資)することによるもので、ある時点で売却すればそれは投資を終了してその時点での同等の価値を持つ現金と交換することになります。
取引は投資の開始と終了の手続きに過ぎず、取引自体で損や得をしているわけではないといえます。
そして現実の株式市場はそこまで効率的ではないので、本来の価値よりも安い値段で買ったり高い値段で売った場合は得をし、高く買ったり安く売ったりした場合は損をします。
このため取引のみに注目した場合「ある人が儲かった分だけ損をした人が必ずいる」というゼロサムゲームです。
そして保有することによる期待リターンはプラスであると。
商品取引の場合、それを消費することによって活動している企業などは常にそれを買い続ける必要があります。値段が高いからといって消費をやめるわけにはいきません。
最終的にその上昇分は最終製品の価格などに転嫁されるので、取引活動に焦点を絞れば「儲かった分だけ損をした人がいる」というゼロサムゲームは成り立ちません。
商品市場には入り口(生産)と出口(消費)があって閉じていないため、市場の中だけでは均衡が成立しないんです。もっとマクロで見ればゼロサムといえなくもないですが。
そしてこちらでは株式のように保有することが価値を生むわけではなく、取引のタイミングなどから利益を得たり損をしたりすることになります。
インフレの要素を無視して需給バランスは循環的に変動を繰り返すとすれば、保有することによる期待リターンはゼロだといえるでしょう。
同じ言葉が出てくるので混同しやすいですが、保有による期待リターンの性質をプラスサム、マイナスサム、ゼロサムという話と、取引の性質がゼロサムゲームかどうかというのは意味が違うわけです。
だからこそ水瀬さん自身が言われたように
>長期的に価格が上昇することとゼロサムゲームかどうかは、関係ありません。
ということになるんでけすどね。
これで説明になったでしょうか。(ちょっと自信がない)
利益を得るのは株を保有(=投資)することによるもので、ある時点で売却すればそれは投資を終了してその時点での同等の価値を持つ現金と交換することになります。
取引は投資の開始と終了の手続きに過ぎず、取引自体で損や得をしているわけではないといえます。
そして現実の株式市場はそこまで効率的ではないので、本来の価値よりも安い値段で買ったり高い値段で売った場合は得をし、高く買ったり安く売ったりした場合は損をします。
このため取引のみに注目した場合「ある人が儲かった分だけ損をした人が必ずいる」というゼロサムゲームです。
そして保有することによる期待リターンはプラスであると。
商品取引の場合、それを消費することによって活動している企業などは常にそれを買い続ける必要があります。値段が高いからといって消費をやめるわけにはいきません。
最終的にその上昇分は最終製品の価格などに転嫁されるので、取引活動に焦点を絞れば「儲かった分だけ損をした人がいる」というゼロサムゲームは成り立ちません。
商品市場には入り口(生産)と出口(消費)があって閉じていないため、市場の中だけでは均衡が成立しないんです。もっとマクロで見ればゼロサムといえなくもないですが。
そしてこちらでは株式のように保有することが価値を生むわけではなく、取引のタイミングなどから利益を得たり損をしたりすることになります。
インフレの要素を無視して需給バランスは循環的に変動を繰り返すとすれば、保有することによる期待リターンはゼロだといえるでしょう。
同じ言葉が出てくるので混同しやすいですが、保有による期待リターンの性質をプラスサム、マイナスサム、ゼロサムという話と、取引の性質がゼロサムゲームかどうかというのは意味が違うわけです。
だからこそ水瀬さん自身が言われたように
>長期的に価格が上昇することとゼロサムゲームかどうかは、関係ありません。
ということになるんでけすどね。
これで説明になったでしょうか。(ちょっと自信がない)
コメントありがとうございます
>アルビレオ師匠へ
>>保有による期待リターンの性質をプラスサム、マイナスサム、ゼロサムという話と、取引の性質がゼロサムゲームかどうかというのは意味が違うわけです。
分かりやすい解説、いつもありがとうございます。
なんとなく納得しました(^^)
為替なんかでは取引の性質も期待リターンの性質も両方ゼロサムだと思うのでただ「ゼロサム」と言っても誤解を生まなさそうですが、商品の場合は、「取引の性質としてはゼロサムではないが、期待リターンはゼロである」といったところでしょうか。
>>保有による期待リターンの性質をプラスサム、マイナスサム、ゼロサムという話と、取引の性質がゼロサムゲームかどうかというのは意味が違うわけです。
分かりやすい解説、いつもありがとうございます。
なんとなく納得しました(^^)
為替なんかでは取引の性質も期待リターンの性質も両方ゼロサムだと思うのでただ「ゼロサム」と言っても誤解を生まなさそうですが、商品の場合は、「取引の性質としてはゼロサムではないが、期待リターンはゼロである」といったところでしょうか。
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商品インデックスファンドの買い持ち
最近、家で過ごす時間といえば、子供の相手をしているか、撮ったビデオの整理をしてい...
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一時的にみれば、リーマンショックのときのように一斉に下がるときはあるのは仕方ない。
少なくとも過去実しゅうん相関係数の誤解>けんさん
例えば、上記タカちゃんさんご紹介のリンク先にあるGPIF資料の相関係数のことです。
>岡本和久さん
複数の相関係数をつかいこなしておられるのです水瀬 ケンイチ相関係数の誤解細かいことです。
ザッジさんの書かれていることはちょっと補足が必要ですね。
計測期間ではなく、計測単位を長期でとった場合の相関係数が1ということですね。仮に190吊られた男相関係数の誤解岡本さんの意見に補足?(続き)(続き)さて本題。”相関係数も変動”しますから、それに基づいて”効率的フロンティア曲線”を描くと・・・(↓)。
http://guide.fund-no-umi.com/tools/aa.html
最も教科Werder Bremen相関係数の誤解岡本さんの意見に補足?恐らく、水瀬さんの今回のブログネタ、ここら辺が起点になっていますね(↓)。
http://kaeru.orio.jp/blog/2009/11/post_765.html
今まではプロの金融機関しか扱えないよWerder Bremen相関係数の誤解相関係数の変動相関係数はリターンの変動に比べればずっと安定していますが、長期に見るとかなり変動します。私は長期で見た相関係数の平均、高めの係数、低めの係数の三つを使って最適化岡本和久相関係数の誤解「よく引用される公的年金の相関係数がずっと続くという思い込み」
とはどういう意味ですか?
そもそも公的年金の相関係数とは何ですか?
公的年金の利回り、なら分かりけん相関係数の誤解>蓄財王さん
相関係数は意外と動いてますよね。
REIT・米株式の相関係数なら、同書P.265に推移のグラフが出ています。
だいたい、0から+0.8の間で推移しているよう水瀬 ケンイチ投資信託でブラジルが存在感。流行り廃りが忙しいですね>タカちゃんさん
「グレーターフールセオリー」って初めて聞いたので調べてみたら、よりバカ理論のことなんですね。
流行に乗るのはこわいです。
>虫とり小僧さ水瀬 ケンイチ相関係数の誤解補足です2005年〜2009年までのデータでは日経平均株価と日本国債10年物の相関係数は-0.6ぐらい、GPIFが発表している1973年〜2007年(35年間)の国内株式と国内債券の相関タカちゃん相関係数の誤解ザッジさん
>> 株式と債券の相関係数は長期的には必ず「1」です。
>> だって、長期的には両方とも上昇するのですから。(笑)
この時点であなたのコメたけ相関係数の誤解逆の動きをすると言い切っている物を見たことがないのですが、具体的にはどこに書かれていたのでしょうか?質問相関係数の誤解期間次第期間によります。
1年、3年、5年、10年で違うのは当然だと思います。
タカちゃんさんのおっしゃっている、
>株式と債券の相関係数が長期的にはマイナスにはなるとザッジ相関係数の誤解とんでも指数少々脱線です
株価と相関の高い指標を探し出して株価予想に使うというのが昔からあります
相関が高ければ何でも良いので大抵とんでもないものが指標に選ばれます
・スカhino666相関係数の誤解相関係数だけでやって失敗しやすい事少し前までは、商品ETFを組み込んでリスク分散を図る(相関係数が時としてマイナスになるから)と言う事が言われていました。
しかし、商品は期待リターンが消費者物価指タカちゃん相関係数の誤解驚き米国の株式と債券の相関係数が、これほどプラスの期間が長く、時には0.6を超えているなんて驚きでした。
「米ゼロクーポン債と海外ETFでリスク分散したポートフォリオを構蓄財王ついに国内市場に、NYダウ連動ETFが上場へ取引価格ETFの取引価格について、龍王さんのコメントにもあります通り、上海やブラジルのETFの値動きを見ていると、本土とは必ずしも一致しないことが多く、個人的には別物と考えたkazusaya投資信託でブラジルが存在感。流行り廃りが忙しいですね先月のETN1325なんかは裁定取引やり放題でした。
流行り廃りもまた良しです。くりっく365は問題再発防止で信頼回復を>くりっく利用者さん
結果的には、自分達に責任がないとも言えなかったわけですが(^^;
>ぷれでたさん
為替で儲け続けるのは至難のワザですかね。
>Rhei水瀬 ケンイチ投資信託でブラジルが存在感。流行り廃りが忙しいですね長期でブラジルファンドを持ってる私からすると、流行だと思われるのも・・・
将来を見据えてコツコツ投資してけば良いですが、こんな記事を書かれて人が増えたり減ったりにっしー投資信託でブラジルが存在感。流行り廃りが忙しいですね本当に仰る通りだと思います。
株、債券以外にも、不動産や金等にも市場が加熱し、儲かりそうと思い一気に資金を注ぎ込む様な行動が多々見受けられますね。
一歩引いて冷ふるぴょん投資信託でブラジルが存在感。流行り廃りが忙しいですね現在ツイッター中毒の自分が言うのもなんですが、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)を考えると、やっぱりインデックス投資以外にあり得ないっす(あくまでも個人的見解ですが虫とり小僧投資信託でブラジルが存在感。流行り廃りが忙しいですね再び高金利通貨へマネーが向かっている最近はドルキャリーが盛んでドルの下落要因になっています。
いわゆるドル→高金利通貨(例えばブラジルレアル)って言う流れです。
悪く言えば、グレーターフールセオリタカちゃん