総表現社会の第二章に現れた天才
水瀬ケンイチ
僕は常々、ネットの力ってすごいなぁ、ブログの力ってすごいなぁ、と感じています。
梅田望夫氏は、「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」のなかで、
「文章、写真、語り、音楽、絵画、映像……。私たち一人ひとりにとっての表現行為の可能性はこんな順序で広がっていく。それが総表現社会である。ブログとは、そんな未来への序章を示すものである」
と述べ、ブログが既存メディアの権威に与える影響を指摘しています。
僕もブログを書いていますので、その序章の一翼を担っていることになるのかもしれません。
んが、その先の第二章にすごい人がいました。
動画配信・共有サイトのニコニコ動画に、すごいボーカリストがいるんです。
その名は、歌和サクラさん。
まずは、聴いてみてください。
このクオリティで、素人の学生さんの作品ですよ。
ロングトーンの後のビブラートにはしびれます。
あれ?プロって何だっけ??という感じです。
極めつけは、これです。
ボーカルを含めバンドの彼らは顔をあわせることなくネット上でコラボしています。
みんなおもろい格好をしてますが、一人ひとりの演奏レベルはお聴きのとおりです。
(ちなみにこの4人のなかに歌和サクラさんはいません。声だけです)
この曲は、僕が記事を書いている現時点で既に39万回以上再生されています。再生数は、こうしている間にもぐんぐん伸びているようです。
これらの曲は、初音ミク(音声合成DTMソフトウェア。要するに歌うソフト)用に市井の作曲家によって作られたオリジナル曲です。
それを、歌和サクラさんのような市井の何人ものボーカリストたちが歌う。
それを、ニコニコ動画という共有プラットフォーム上で、何十万人という人が聴いて、わいわいやりながら感動する。
個人が持つ機材とネットがあれば、それができてしまう。
まさに、レコード会社涙目。
これが総表現社会の第二章なのか…!?
音楽に限らずいろいろな分野で、市井の天才たちがまだまだ眠っているはず。
総表現社会、これからが楽しみです。
(追記)
歌和サクラさんが、さっそくオリコンスタイルで取り上げられていました。
『流行りモノ調査隊 第48回 話題の“ネットスター”』 - RANKING NEWS
梅田望夫氏は、「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」のなかで、
「文章、写真、語り、音楽、絵画、映像……。私たち一人ひとりにとっての表現行為の可能性はこんな順序で広がっていく。それが総表現社会である。ブログとは、そんな未来への序章を示すものである」
と述べ、ブログが既存メディアの権威に与える影響を指摘しています。
僕もブログを書いていますので、その序章の一翼を担っていることになるのかもしれません。
んが、その先の第二章にすごい人がいました。
動画配信・共有サイトのニコニコ動画に、すごいボーカリストがいるんです。
その名は、歌和サクラさん。
まずは、聴いてみてください。
このクオリティで、素人の学生さんの作品ですよ。
ロングトーンの後のビブラートにはしびれます。
あれ?プロって何だっけ??という感じです。
極めつけは、これです。
ボーカルを含めバンドの彼らは顔をあわせることなくネット上でコラボしています。
みんなおもろい格好をしてますが、一人ひとりの演奏レベルはお聴きのとおりです。
(ちなみにこの4人のなかに歌和サクラさんはいません。声だけです)
この曲は、僕が記事を書いている現時点で既に39万回以上再生されています。再生数は、こうしている間にもぐんぐん伸びているようです。
これらの曲は、初音ミク(音声合成DTMソフトウェア。要するに歌うソフト)用に市井の作曲家によって作られたオリジナル曲です。
それを、歌和サクラさんのような市井の何人ものボーカリストたちが歌う。
それを、ニコニコ動画という共有プラットフォーム上で、何十万人という人が聴いて、わいわいやりながら感動する。
個人が持つ機材とネットがあれば、それができてしまう。
まさに、レコード会社涙目。
これが総表現社会の第二章なのか…!?
音楽に限らずいろいろな分野で、市井の天才たちがまだまだ眠っているはず。
総表現社会、これからが楽しみです。
(追記)
歌和サクラさんが、さっそくオリコンスタイルで取り上げられていました。
『流行りモノ調査隊 第48回 話題の“ネットスター”』 - RANKING NEWS
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