IHIに過去最大額の課徴金命令 金融庁、虚偽記載で約16億円

水瀬ケンイチ

特大クラスの課徴金のニュースです。

【NIKKEI NET 2008/07/09より引用】
IHIに過去最大額の課徴金命令 金融庁、虚偽記載で約16億円
 金融庁は9日、IHI(旧名、石川島播磨重工業)に課徴金15億9457万9999円を支払うよう命じたと発表した。売上高を過大に計上するなどして誤った利益を記した有価証券報告書を使い、投資家から公募増資などで900億円超を集めていたためだ。課徴金額は2007年1月の日興コーディアルグループ(5億円)を上回り、過去最大となる。

 IHIは約100億円だった06年9月中間期の最終赤字額を約28億円と過少計上。最終赤字だった07年3月期の連結業績も最終黒字としたことなどが有価証券報告書の虚偽記載にあたり、金融商品取引法に違反した。
【引用おわり】

赤字を黒字と偽った上に、公募増資で資金調達とは言語道断。
この報道が事実だとすれば、IHIは重罪です。



IHIのWEBサイトで確認したところ、会社側も認めているようですのでおそらく事実でしょう。
そこには、「課徴金16 億円を特別損失に計上することとなりますが,固定資産売却に伴う特別利益が見込まれることから,結果として業績見通しに変更はありません」と書いてありますが、業績見通しに変更なかったとしても、株価に与える影響は甚大だと思われます。
IHIが支払った特大クラスの課徴金は、投資家に分配されるわけではありません。

日本を代表する会社なんだから、しっかりしてほしいです。
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Posted by水瀬ケンイチ