「いま債券投資が面白い!」(前川貢著)は貴重な外国債券投資の実践本

水瀬ケンイチ

「いま債券投資が面白い!―資産運用の世界を変える債券投資のススメ」(前川貢著)を読みました。

世の中に株式投資本はたくさん出回っていますが、債券投資、特に外国債券投資の本は、あまり出回っていません。
本書は、貴重な外国債券投資の実践書でした。


既存の債券本を図書館などで探し出して何冊か過去に読んだことがあるのですが、そもそも日本国債に関するものが多く、外国債券に関する記載が少なかったように思います。
また、内容も金利とは?とか債券の種類とは?など、債券自体の概要にとどまるものが多く、実際の運用部分に踏み込んだものはあまりありませんでした。

本書は、「巻末データ」(全体の約三分の一を占めている!)に債券自体の概要が集約されていて、逆に言うと、それ以外の部分は、実際の運用に関する記載が中心となっています。
外国債券の運用について、実際に役に立ちそうなノウハウをいくつか見つけることが出来ました。
直接書くとネタバレとなってしまうので、それらの概要だけを書いておきます。



・外国債券投資につきものの為替リスクとどう付き合うか
・債券を株式投資のモノサシとする方法
・外国債券投資をする場合の金融機関の選び方
・債券を利用して将来の不安が解消した例

などです。
全体的に、手堅く保守的な内容になっており、実践書として好感が持てました。

僕は現在、外国債券クラスにはファンドを使っていますが、将来的には生債券を取り入れていきたいと考えています。
その際には本書が役立ちそうです。
関連記事
広告
Posted by水瀬ケンイチ