マネックス、米国上場ETF・株式の取り扱いの概要正式発表

マネックス証券が、米国上場ETF・株式の取り扱いの概要を正式に発表しました。
延期を重ねている開始時期は、8月中開始予定とのこと。

【マネックス証券WEBサイトより引用】

米国上場ETF・株式の取扱い開始時期につきまして、6月30日付けの最新情報にて、7月半ば以降とお知らせいたしましたが、遅延しており、お客さまには大変ご迷惑をおかけしておりますことお詫び申し上げます。
今般取扱い開始予定の米国上場ETF・株式では、お客さまの利便性向上の為、マネックス証券のログイン後画面から米国株取引画面に再度ログインすることなく、直接取引画面に遷移する機能(シングルサインオン)の実装を予定しております。
今般の取扱い開始時期の遅延は、当機能の作動が当社の期待する水準まで達していないことによるものであり、これらの最終的な調整・修正に時間を要していることから生じております。
サービス開始時期は現在8月中を予定しておりますが、確定次第、あらためてご案内いたします。

なお、本サービスで取り扱う内容は、以下を予定しております。


取扱い銘柄
ニューヨーク証券取引所(NYSE Arcaを含む)、アメリカン証券取引所、ナスダック証券取引所に上場する米国ETF54銘柄
米国の株価指数の他、新興国を含む世界各国の株式指数、株式以外の資産を対象とする債券、不動産、コモディティの指数等、バラエティ豊富な資産に連動
ダウ工業30種平均株価を構成する個別株式30銘柄
本邦初となるバンガード運用の米国ETF銘柄の取扱いも準備中
手数料
取引手数料は業界最低水準の一約定につき25.2米ドル(税込)
売買は1株(口)単位から可能
取引方法
ニューヨーク現地時間9時30分から16時まで、リアルタイムに取引可能
口座開設から取引までウェブ上で完結

お客さまに、一刻も早く、また安心してお取引いただけるよう、万全の準備に努めてまいります。今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

【引用おわり】

サービス開始再延期の原因は、システムの調整・修正だったようです。
原因がわかるとマネックスファンの不安感もいくぶん和らぎますね。

取り扱い概要は、マネー誌などで漏れ聞こえていた内容とほぼ同じです。
特徴的なのは、SBI証券より1.05ドル安い取引手数料と、待望されていたバンガードの米国ETFの取り扱いです。
ただ、取り扱い銘柄について、バンガードETFのくだりだけ「準備中」となっているのが気がかりです。8月中の開始時には間に合わないということなのかもしれません。

ここで少し個人的な感想を書かせていただきます。
取り扱い概要の内容自体はともかく、マネックスの今回の「情報の出し方」はうまくなかったと思います。

そもそも、取り扱い概要が正式発表になったのは今回が初のはずですが、その内容はずいぶん前からいくつかのマネー誌などに掲載されていました。
手数料や銘柄数などの具体的数値が掲載されていたところを見ると、取材による記事掲載であったのではないかと推測されます。
ちょっとした情報ならいいのかもしれませんが、新サービスの開始という重要な情報を、正式発表の前に特定の雑誌社にだけ教えるというのは、証券取引法的にまずいのではないかと思います。

上場企業は、こういった重要情報に関しては、証券取引所への情報提出・報道発表資料の投げ込み・WEBサイトへの掲載といった一連の情報公開について、慎重にタイミングを合わせて行なっていると思います。
スッパ抜かれたのなら仕方ないのかもしれませんが、意図的にやっていたのであればいかがなものかと思います。
実際には、度重なる延期で、更なる混乱を与えてしまう結果となってしまいました。

また、今回の発表(7月31日)で再延期の理由がシステム的なものだと公表されましたが、なぜ前回の発表(たしか7月25日?上書きされているので確認不能)の時にそれを公表しなかったのか疑問に思います。
サービスの再延期という異常事態に際して、別にいまさら公表できないようなことさらまずい原因ではないと思います。

おかげでこの一週間、「海外ETFを取りやめるのではないか」「バンガードとの契約で揉めているのではないか」「日本的な大人の事情があるのではないか」など、無用な憶測がネットで渦巻いてしまったように思われます。
とにかくタイムリーな情報公開をと急いでいたのかもしれませんが、今回のように一週間後にアップデートして公開するような原因ではなかったと思います。

まあ、細かいことをグダグダと書いてしまいましたが、小言が出るのは大きな期待の裏返しです。
三度目の正直で、今度こそみんなの期待に応えて、予定どおりにサービス開始してほしいと思います。

がんばれ、マネックス!
関連記事


  





コメント

立ち消えにはならなかったようで、めでたい。
バンガードETFの取扱(予定)がちょっと魅力ですねえ。

まあ、しばらくは様子見ということにします。
イマイチ、信用が・・・

> 取り扱い概要の内容自体はともかく、マネックスの今回の
> 「情報の出し方」はうまくなかったと思います。

そうですね、私もそう思いました。

最初から、これこれこういう理由でリリースすることができません、
と正直に言えばいいのに。もったいないというか残念というか。
同じことを言うのでも、ちょっとタイミングが遅れると、とたんに、
ネガティブな印象になってしまうんですよね。

こんばんは

うさみみは、バンガードETFに期待ですね。
いくら取扱が遅くなろうと、期待して待っていますよ(笑)

やりようはまずかった

私が最初に目にした記事では6月頭に取り扱うとなっていたような・・・

松本さんの動画でも連休明けには・・・と言っていたような・・・

不正確な情報はいくらあっても意味をもちません。できそうにない
ならできないとはっきり明言してもらいたかったです。最近ではめ
ずらしく消費者側にたった企業だと期待していただけに、今回の件
では少なからず失望しました。

マネックスが生き残るとするなら費用(コスト)的なものではなく
消費者に対する付加価値しかないと思います。ですから、よけいに
哀しくなってしまいました。

それでもまだまだ見捨てたりしないで見守っていこうとは思います。

コメントありがとうございます

>マルキールさんへ

一度失った信用を取り戻すのって、なかなか難しいようですね。
まあ、立ち消えじゃなかったので、まだ傷は浅いかも?


>ひろんさんへ

せっかく良いことをやろうとしているのに、もったいないですね。


>うさみみさんへ

待つのもひとつの戦略です。
いいんじゃないでしょうか。

個人的にはこの夏は楽天で買ってしまうと思います(^^ゞ


>木星さんへ

見捨てるにゃ まだまだ惜しい バンガードかな(字余り)

いよいよ競争かな?

ETFのみならず、ダウ工業30種平均株価を構成する個別株式30銘柄って言うのも、高配当銘柄が結構あります。
競争するにも3社ではまだ本格的とは言えませんが、手数料が少しずつ安くなっており、後は確定申告用資料である配当金明細書が送られてくるかどうかです。
確かマネックスは送られてくると思うのでSBIのような事はならないと思いますが、利便性も良くなればマネックスで買う事も視野に入れたいです。

逆に考えるんだ

システム上の問題だったということは、サービスを始めてから問題が出る可能性もあったわけですよ。
スタート前に対策できたのはまだよかったじゃないですか。

規模がぜんぜん違うので比較できないけど、銀行のシステム統合作業ではたびたびトラブルが出てますからね。

コメントありがとうございます

>タカちゃんさんへ

健全な競争は大歓迎ですね。

>> 確定申告用資料である配当金明細書

参考までに、マネックスの外国籍投信の分配金のお知らせは、PDFでの電子交付です。
海外ETFではどうなるのでしょうね。


>アルビレオさんへ

そうですね。まだ傷は浅いと思います。
ちゃんとサービス開始できれば、そのうち挽回可能だと思います。

コメントの投稿

※現在、コメント欄の運用は停止しております。書き込まれても反映されませんのであらかじめご了承ください。

非公開コメント

トラックバック

マネックスがバンガードを含む米国ETF54銘柄を業界最安手数料で提供準備中!

マネックス証券のウェブサイトに「米国上場ETF・株式の取扱い開始時期の遅延について」というお知らせが掲載された。

マネックス証券、概要を発表しましたね。

JUGEMテーマ:ビジネス もう既に数多くのブログで御紹介されていますので、完全に後追いなのですが、本件に関してはちょっぴり責任感もあるものでエントリを書きます。(「ちょっぴり責任感」の理由はこちら) 米国上場ETF・株式の取扱い開始時期の遅延について f...

マネックス証券 米国上場ETF・株式の取扱い開始

マネックス証券が米国上場ETF・株式の取扱い開始時期を発表しました。 http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news807z.htm 取扱い銘柄 ニ...

マネックスから米国上場ETF・株式の取扱い遅延の原因について発表がありました

我々の声が届いたのか?本日HP上で遅延理由の説明と、今後取扱い予定の商品概要につ

マネックス証券海外ETF遅延の理由が公開!

おやじダンサーさんのサイト「[http://oyajidancer.blog22.fc2.com/ おやじダンサーのひとりごと]」にマネックス証券の海外ETF遅延の理由が公開されてました。 以下のように安定したシステムの提供が出来ていないからという事で、非難の嵐も説明をしたことで少しは収まる...

ETFネタ

↓たしかにばかばかしいですねぇ 敗者と勝者のゲームーWinning the Loser\'s and Winner\'s Game ETFに投資するファンドが登場! 全くばかばかしい!! 自分で直接ETF買えばすむ事ですからねぇ~ ↓危険なETFとは、資産額が1000万ドル以下のものらしいです。 ...

マネックスの海外ETF

延び延びになっているマネックスの米国株式・ETFの取扱い開始に関してですが、少し詳しい情報がアップされていました。 米国上場ETF・株式の...

広告

ブログ内検索

ファンドで選ぶ証券会社

楽天証券
・主要インデックスファンド購入可(たわらノーロード、三井住友DC専用、ニッセイ、インデックスe、SMT、eMAXIS、Funds-i等)
・投信積み立てもスポット購入も月100円から
・国内ETF1日10万円以内なら売買手数料無料プランあり
・海外ETF購入可(Vanguard、iShares等)
・海外ETFの特定口座対応&外貨での入出金可
今なら、各種取引とエントリーで最大20,200円分獲得キャンペーン実施中(2017/10/31まで)

SBI証券
・主要インデックスファンド購入可(たわらノーロード、三井住友DC専用、ニッセイ、インデックスe、SMT、eMAXIS、Funds-i、EXE-i等)
・投信積み立てもスポット購入も月100円から
・国内ETF1日10万円以内なら売買手数料無料プランあり
・海外ETF購入可(Vanguard、iShares等)
・海外ETFの特定口座対応&外貨での入出金可
今なら、総合口座開設&各種お取引で最大100,000円プレゼントキャンペーン実施中!(2017/10/31まで)

マネックス証券
・主要インデックスファンド購入可(たわらノーロード、三井住友DC専用、ニッセイ、SMT、eMAXIS、Funds-i等)
・投信積み立てもスポット購入も月1,000円から
・海外ETF購入可(Vanguard、iShares等)
・海外ETFの手数料ネット証券最安、特定口座対応
・米国ETF手数料実質無料サービス「ゼロETF」あり

カブドットコム証券
・一部インデックスファンド購入可(SMT、eMAXIS、Funds-iなど)
・投信積み立ては月500円から
・海外ETFの取り扱いはないが、所定の国内ETFが売買手数料無料の「フリーETF」サービスあり

セゾン投信
・これ1本でVanguardの超低コストインデックスファンド8本に国際分散投資できる「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」が購入可
・投信積み立ては月5,000円から

人気記事ランキング

ブログパーツ

逆アクセスランキング

アクセスランキング

過去記事(月別)

厳選ブログリンク集

RSSフィード

カウンター(2006.1.27設置)