売りたくなったら見る言葉

水瀬ケンイチ

僕の投資スタイルは、インデックスファンド・ETFのバイ&ホールド戦略です。

この戦略を採る投資家のいちばん大事な仕事は、企業分析やマクロ経済分析などではなく、単に、「ファンドを売りたくなった時に我慢すること」だと考えています。
しかし、実際にやってみるとこれが非常に難しい。市場にはさまざまな誘惑が満ちています。
そんな時は、「売りたくなったら見る言葉」を繰り返しかみしめます。

カルガリー大学のリチャード・ウッドワード教授とジェス・チュア教授による研究の結果は、長期投資として株式を保有し続けるほうが、マーケット・タイミングをはかって売買するよりもうまくいくことを示している。
なぜなら、強気相場の期間に株式から得られる利益は、弱気相場によって被る損失よりも遙かに大きいからだ。
両教授は、マーケット・タイミング型の投資家がバイ・アンド・ホールド型の投資家のパフォーマンスを上回るためには、70%の確率でマーケット・タイミングについて正しい判断を下さなければならないとの結論を下している。
7割もの打率で市場の転換点をあてることのできる人物に、私はついぞお目にかかったことがない。

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理」(バートン・マルキール著)より




つい弱気になったときには、売らずに我慢するテクニック集でもどうぞ。
「売らずに我慢するテクニック」カテゴリー

※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。
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Posted by水瀬ケンイチ