悲観論は知的に見える

水瀬ケンイチ

誰のものか忘れてしまいましたが、「悲観論は知的に見える」という言葉を覚えています。

たしかに、このような暴落相場の中で悲観論を延々と書けば、注目を集めるだろうし、時代を読めているようなイメージがしてなんとなく知的に見えます。

しかし、声を大にして言いたいのは、将来を正確に予測できる人など誰ひとりとしていないということです。
大切なことなのでもう一度言います。
将来を正確に予測できる人など、誰ひとりとしていないのです。

これから先、たくさんの悲観論を目にすることがあると思います。
それは、新聞記事であったり、雑誌のコラムであったり、ニュースの解説であったり、あるいは個人ブログであるかもしれません。
悲観論に対して、「そんなことが分かっていたなら、もっと早く言ってくれよ!」という思いを抱くこともたくさんあるでしょう。
覚えておきたいのは、それらは後だしジャンケンに過ぎないということです。



おそらく、悲観論者が自身の主張を、悲観論から楽観論に鞍替えするタイミングも、後だしジャンケンになるはずです。
稀に相場の転換点を言い当てた実績があるというふれこみの評論家がいたりしますが、それが本人の実力なのか、運なのかは判別は難しいところです。
これだけたくさんの評論家がいるなか、ジャンケン大会で全勝して優勝する者が必ず出るのと何が違うのか、理論的に証明することは難しいでしょう。

幸い、僕たち個人投資家は、将来予測で飯を食っているわけではないので、分からないものは分からないと割り切ってしまうことができます。
そのほうが余程スッキリすると個人的には考えています。

というわけで、世に溢れる悲観論は話半分に聞き流し、これからも淡々と積み立て投資を続けていきたいと思います。



※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
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Posted by水瀬ケンイチ