欧州中銀、0.75%利下げ スウェーデン・英も大幅利下げ

水瀬ケンイチ

欧州の中央銀行が、大幅に利下げです。

【NIKKEINET 2008/12/4より引用】
欧州中銀、0.75%利下げ スウェーデン・英も大幅利下げ
 【ブリュッセル=赤川省吾】欧州中央銀行(ECB)は4日、ブリュッセルで理事会を開き、政策金利を引き下げることを決めた。下げ幅は0.75%。最重要の市場調節金利は年3.25%から年2.5%になる。インフレ懸念が大幅に後退したと判断した。

 欧州各国も追加利下げに動き出した。スウェーデン中央銀行は同日、大幅な利下げを発表。スウェーデンの利下げ幅は1.75%。異例の大きさで政策金利は2%になる。

 英中銀イングランド銀行も同日、政策金利を1.0%引き下げ、2.0%にすることを決め、即日実施した。住宅市場の低迷や消費停滞など実体経済の悪化が加速しているため下支えが必要と判断した。利下げは3カ月連続。 (21:59)
【引用おわり】

教科書どおりなら、金利低下は債券価格・株価にとってプラスに。
景気の下支えになるといいですね。


それにしても、利下げの余力がたっぷりあった欧州各国の政策金利も、2%台になってきました。
豪快に利下げし続けた米国は既に1%。
元々かすかな余力しかない日本はちびちび下げて0.3%。

もし世界中でゼロ金利になってしまったら、その次はどうするのか。
昔日本がやった、あの効果があるのかないのかよく分からない「量的緩和」を世界中でやるんでしょうか。
ちょっと想像がつきません。

世界各国の金融当局にとって、取り得る金融政策の余力が残りわずかとなり、正念場をむかえつつあるのかもしれません。
同時に、金利差で儲けるFXスワップ派にとっても。←むしろこっちが心配…。
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Posted by水瀬ケンイチ