ROEが高まっているって言っても

水瀬ケンイチ

日本企業のROEが高まっているとのこと。

【NIKKEI NET 2005.12.24より引用】
上場企業の株主資本利益率、過去最高の8.9%
 企業の経営効率を示す株主資本利益率(ROE)が高まっている。日本経済新聞社の集計によると、2006年3月期は上場企業の平均で8.9%と前期を1.3ポイント上回り、連結決算として過去最高となる見通し。増益基調が続いているうえ、自社株買いで余分な資本を減らした効果も表れる。ROEの向上は堅調な株式相場を支える要因にもなりそうだ。
 3月期決算の全国上場企業(金融・新興3市場を除く)について、06年3月期の予想連結純利益を連結株主資本で割って集計した。株主資本利益率の上昇は2003年3月期以来、4年連続となる。 (07:00)


ROE=リターン・オン・エクイティ。いい響きです♪
個人投資家にとって、ROEの向上はもちろん歓迎すべきことだと思います。
でも……


米国企業は20%前後あることを考えると、半分以下。まだまだ低いと思います。

本来、企業の利益は株主のもののはずですが、内部留保としてため込んでる、あるいは、株主に渡すくらいだったら上向く見込みのない事業でも投資してしまおうという企業がまだ多いのではないでしょうか。
そりゃそうです。だいぶ改善されてきていると言われてはいますが、近年まで、「会社は社員のもの」と思っている会社ばかりだったんですから。今でも本音ではそう思っている会社も多いことでしょう。

僕の職場でも、自社のことを「我が社」と言う人が結構います。また、コスト削減、効率経営を意識して仕事をしている人はたくさんいますが、株主重視を意識して仕事をしている人がどれだけいるのか。甚だ疑問です。

日本株式市場でも欧米並みにROEが向上してくることを首を長くして待っております。そうすれば、僕の中でのエマージング市場扱い解除に一歩近づきます。
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Posted by水瀬ケンイチ