改正金融商品取引法施行でETFが多様化?

水瀬ケンイチ

上場投資信託(ETF)の多様化などを盛り込んだ改正金融商品取引法が、12日に施行されました。

【NIKKEI NET 2008/12/13より引用】
改正金商法施行 TOB規制を強化
 東京市場の競争力強化を狙った改正金融商品取引法が12日に施行された。上場投資信託(ETF)の多様化など幅広い分野で規制緩和を進め、東京市場の魅力を底上げすることを目指す。一方でTOB(株式公開買い付け)やインサイダーに関する規制を強化した。

 改正金商法はETFの投資対象を商品先物などにも広げたり、機関投資家などに参加者を限定した「プロ向け市場」を創設したりできるようにする。市場の担い手である銀行や保険会社の業務範囲も拡大。利息を取らないイスラム金融や排出量取引などを解禁する。(07:00)
【引用おわり】

お?ETFの多様化?
と言っても、法律の概要を金融庁のWEBサイトで見ると、ETFの投資対象を商品現物・商品先物などに広げるということのようです。
海外の証券取引所と比べて、日本の証券取引所では、日本株以外のETFは、金・新興国株などニッチなものしかないのが現状です。
ETFの投資対象を商品現物・商品先物へ広げることも必要かもしれませんが、個人投資家のニーズを考えると、その前に出すべきETFがあるように思います。



当ブログでは過去幾度となく、僕たち普通の庶民が資産運用のコアにできるようなスタンダードなETF(S&P500やMSCI KOKUSAI連動ETF)を、まずは揃えてほしいと主張してきました。
(記事数が多すぎて、もはや参考記事として紹介できません)

なぜ、スタンダードなETFが上場されないのか。
今まで調べてきた様々な情報を総合して考えると、法的規制は緩和の方向、証券取引所は上場させる気満々、しかし肝心の運用会社の腰が引けている、というのが現状のように思います。

運用会社さん。
何度でも書きますが、僕たち普通の庶民が、資産運用のコアにできるようなスタンダードなETF(S&P500やMSCI KOKUSAI連動ETF)を、まずは揃えてください。

スポーツカーや軽トラックばかりではなく、まずはカローラを。

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Posted by水瀬ケンイチ