アラスカのオーロラ体験記

水瀬ケンイチ

年末年始に行ったアラスカでのオーロラ体験記を、備忘録がわりに書いておこうと思います。
(投資とは無関係のお話ですので、ご興味があるかただけどうぞ)



そもそも、何故アラスカに行こうと決めたのか。
それは、「一生に一度でいいから生でオーロラを見たい」という相方の夢の実現と、今回の年末年始が夫婦で会社を休まず9連休が取れる日の並びだったからです(共働きなんです)。
当初、オーロラ観賞で有名な北欧フィンランドのサーリセルカを希望していたのですが、ツアーを取ることができず、第二希望としてのアラスカのフェアバンクスとなりました。
ここは、3日間でオーロラ出現率98%を誇る名所です。また、シーズンには成田から直行便が出ていて、6時間半で着いてしまう交通の便のよさがメリットです。

フェアバンクス空港 アラスカ大学博物館 朝日

この時期のフェアバンクスは、気温マイナス30度、日の出から日の入りまで4時間くらいで太陽は沈んでしまう、まさに極寒の地でした。
フェアバンクス到着後、眠い目をこすりながらツアーに組み込まれている市内観光(アラスカ大学博物館や大型動物研究センターなど)をした後、一か所目の滞在地チェナホットスプリングス(チェナ温泉)という場所に移動しました。

チャナホットスプリングス こんな格好じゃないと寒くて外に出られません 円高にモノを言わせたアラスカ産タラバガニ(清水の舞台から大ジャンプ!)

マイナス30度下で入る露天風呂は格別なものがありました。
温泉の湯気が瞬時に凍り、髪の毛や眉毛やまつげが真っ白になります。
夕食では、資産運用で散々苦しめられた「円高」にモノを言わせ、豪快にアラスカ産タラバガニをいただきました。(以降の食事はスーパーで買い込んだ粗食のみ…)
そして、重装備の防寒対策を施して、待望のオーロラ観賞第一夜。

オーロラ第一夜その1 オーロラ第一夜その2 オーロラ第一夜その3

待機所でオーロラ出現を待って、出てきたら外に出て見るという段取りです。
そして、出ました!
最初の1~2時間は山の端がぼんやり明るいだけだったのが、だんだんと緑色の光が際立ってきました。まるで山の端から緑の光が噴射しているようです。
よくテレビで見るような、ゆらゆら揺れるカーテン状にまでには至らなかったのですが、神秘的で美しい光です。これがオーロラなんですね。

ちなみに、僕はイメージ的に何か音が聞こえるものかと思っていましたが(←アホ)、当然、音などするはずがなく静寂(と極寒)の中でのオーロラ初体験でした。相方も大喜び。
でも、死ぬほど寒い。ていうか、痛い。
夜中の2時くらいまでオーロラを見て、その日は限界。死んだように眠りました。
(写真がヘタクソで申し訳ありません)

第二夜です。

オーロラ第二夜その1 オーロラ第二夜その2 オーロラ第二夜その3

またしても、オーロラが見えました!
この日は、光の「帯」が見える感じでした。美しい…。
この頃になると、だんだんツアーの人たちと仲が良くなってきて、積極的に情報交換するようになってきました。聞けば、オーロラツアー2年目とか3年目とか、なかには6回目というかたもいらっしゃって、リピーターがとても多いようです。ハマってしまう魅力があるんですね。
(重ねて、写真がヘタクソで申し訳ありません)

翌朝、二か所目の滞在地、フェアバンクス市内のホテルに移動。
チェナ温泉では山小屋風のロッジだったのですが、ホテルの室内が豪華でびっくり。
また、無料のインターネットブースもあり、そこからブログ記事を一本書きました。

第三夜は、郊外の山頂のスキーロッジからのオーロラ観賞です。

オーロラ第三夜その1 オーロラ第三夜その2 オーロラ第三夜その3

さすが山頂スキーロッジ、まわりの視界をさえぎるものがなく、とても見やすい環境です。
温かいコーヒーやココアが飲み放題というのもうれしいサービスでした。
そして、この日はついに、カーテン状のオーロラが出ました!
しかも、ゆっくりとゆらゆらはためいています。
おお、これぞイメージどおりのオーロラです。うれしいっす!!
この日は朝の4時まで見ていました。

第四夜。最終日です。
この日は、地元のガイドさんにチェナ湖という湖(当然全面凍結)に連れて行ってもらって、テントを張って観賞しました。
連日マイナス30度のなかの観賞でしたが、この日はマイナス40度まで気温が下がりました。
フェアバンクスでもマイナス40度まで下がるのは珍しいそうです。あまりの寒さで、携帯ガスストーブの火がすぐに消えてしまいます。し、死ぬ~~~。

オーロラ第四夜その1 オーロラ第四夜その2 オーロラ第四夜その3

しかし、最終日にして、最大級のオーロラが出ました!!
頭上一面に広がる光のカーテンはとても明るく、幾重にもなって激しく揺れます。
すごい!!感動!!
あまりの美しさに、寒さ(痛さ)も忘れて空を見上げ続けてしまいました。
あの光景は、きっと一生忘れられないと思います。

惜しむらくは、この日の撮影がいちばんヘタクソだったということだけです。
(重ね重ね、本当に申し訳ありません…)
興奮冷めやらぬうちにホテルに帰ったところ、どっと疲れが出てすぐに寝てしまいました。

翌朝、集合時間の直前に起きるという失態をしでかしてしまい、あやうく帰りの飛行機に乗り遅れるところでした。
ツアー客の方々と、「昨日のオーロラはすごかったですね!」「4日間で出現率100%でしたね!」なんて言い合いながら帰りました。
連日、極寒のなか夜中ずっと起きているという厳しいツアーなのに、結構年配のツアー客が多く、しかも皆さん本当に元気でいらっしゃる。
資産運用でお金を増やすことも大事ですが、健康でいることもとても大事で、それがないとリタイア後の生活を楽しめないのだろうなと思いました。

成田に着いたら、とても暖かく感じましたとさ。
おしまい。


P.S
オーロラ撮影についていろいろとアドバイスいただいた皆さま、ありがとうございました。
おかげでド素人の自分がヘタクソながらも(本当にヘタクソですが)、銀塩一眼レフでなんとか撮影できました。
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Posted by水瀬ケンイチ